東北学院大学

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泉キャンパス学生による「学生防災レンジャーチーム」始動

2015年11月02日

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 去る10月29日、東北学院大学の3キャンパスで合同の防災訓練が行われました。12時10分、宮城県沖を震源とする震度6強の地震が発生し一部停電、中央図書館から出火という想定のもと、教職員が避難誘導、メールによる安否確認などをシミュレーションする防災訓練でした。

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 この日、泉キャンパスでは、学生たちによる「学生防災レンジャーチーム」がデビューしました。
 「学生防災レンジャーチーム」は、学生の防災意識向上や災害時の被害を最小限にすることなどを狙いとし、より安全なキャンパスづくりのために学生ボランティアによって誕生しました。メンバーは全て1・2年生で構成、当初10名でスタートの予定でしたが、熱意をもって応募してくれた13名全員でのチーム結成となりました。「大学のために役立つことがあれば」「防災について学びたい」など、高い志を持つ学生たちばかりです。
 活動内容は、防災に関する基礎知識とスキルを習得するため講習会を受講し、学生目線で考える防災対策の提案・提言を行うほか、防災に関する訓練への積極的参加などが盛り込まれています。並行して、ゼミ、サークルなどで学生たちの経験をもとにしたオリジナル防災グッズの企画・制作まで行うことにしています。
 10月22日に教養学部長名の委嘱交付式を行い、今回の防災訓練がデビュー戦となりました。残念ながら当日1名は参加できませんでしたが、12名の隊員が元気に頑張ってくれました。防災訓練では、全員が消火器操作を行うだけでなく、3名の隊員が車イス利用学生の避難誘導も担当し、車イスの学生と上手にコミュニケーションをとりながら、無事に避難することができました。
 次回は、11月19日にチーム内の話し合いと大学側との情報交換会を開催する予定になっています。
 今後の「学生防災レンジャーチーム」の活躍を応援しましょう。

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