2015年11月04日

　10月31日、秋晴れのなか、今年も体育会準硬式野球部による野球教室が多賀城キャンパス笠神野球場にて行われました。2009年に準硬式野球部ＯＢ会の60周年を記念し、少年野球の育成に貢献することを目的にはじまり、今年で6年目を迎えました。
　 今年の野球教室には、岡田小学校、中野栄小学校、小松島小学校の1年生から6年生、総勢80名の小学生が参加しました。「ボールを捕る、投げる、打つ」と いう基本を中心に、キャッチボールや守備練習、バッティングやバント、走塁などの練習メニューとなりました。　コーチにあたった準硬式野球部26名の部員 たちは具体的に指導することを心がけ、キャッチボールでは、見本を見せながら、視線や体の軸、腕のひねり、ひじの高さなど、一つひとつ丁寧に説明してい た。合間には、アトラクションの「生き残りノック」や「主軸飛距離競争」などが行われ、「ガンバレー！」とチームの仲間から大きな声援がおこり、大いに盛 り上がりました。
　野球教室を見守る親たちは、「他のチームの同じ年頃の子どもたちと、同じポジションで一緒に練習ができることは、子供たちにとって刺激的で、また年の近い大学生から教えてもらい、ふだんの練習以上に熱心に取り組んでいる。」と喜んで話していました。
　16年務める準硬式野球部の伏見善成監督は「今年から1部・2部リーグに再編され、本学にとって厳しい状況にある。ふだんの練習で軽視しがちな基本の大切さを、教室を通して感じて取ってほしい。もう一度、野球熱を思い出してほしい」と部員たちへ期待を寄せた。
　一球入魂の思いで必死に球を追う小学生、緊張感をもって真剣に向き合う部員たちの姿。今年も充実した野球教室となりました。

関連情報
体育会準硬式野球部（東北学院大学体育会Webサイト）