東北学院大学

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東北歴史博物館 企画展「ヒマラヤへの憧れ~東北人の登山記録から防災アウトドアへ~」開催中

2016年02月03日

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 現在、東北歴史博物館では二つの企画展が同時開催されています。いずれも常設展観覧料金で見ることができる企画展です。
160202-1_02.jpg その企画展の一つ「ヒマラヤへの憧れ~東北人の登山記録から防災アウトドアへ~」では、東北地方の人たちが関わった150を越えるヒマラヤ登山の記録から、ヒマラヤにあこがれ、山頂を目指した活動を振り返るとともに、収集された資料によりヒマラヤの自然と文化が紹介されています。
 その展示の中には東北学院大学の山岳部がヒマラヤ登山を果たした際の記事なども大きく取り上げられています。昭和14(1939)年に誕生した山岳部は、昭和41(1966)年、創立80周年記念の事業として長年の夢であった海外遠征隊をヒマラヤの中央ヒンズークシの岩峯コー・イ・バンダコール(6,600m)を中心とした処女峯群登攀を計画、そして昭和41(1966)年7月28日、計画通り見事登頂に成功しました。その17年後の昭和58(1983)年4月28日には、160202-1_03.jpgヒマラヤのチュルー西峰(6,630m)の登頂に成功し、国内のメディアも大きく報じました。当時の『東北学院時報』、および『東北学院大学山岳會 會報 第二号』(昭和59年発刊)には、それぞれの遠征の詳細な記録が掲載されており貴重な資料となっています。
 こうしたヒマラヤに挑んだ東北の人々記録が展示されている本企画展は、東北歴史博物館において3月21日(月・祝)まで開催されていますのでぜひご覧ください。
 また、子どもたちと取り組んだワークショップ「防災アウトドア術」の成果も紹介されています。「子どもの目から見た防災術」も併せてご覧ください。

「ヒマラヤへの憧れ~東北人の登山記録から防災アウトドアへ~」関連企画【特別講座】

 2月28日(日) 東北歴史博物館3階 講堂

「ヒマラヤから学ぶ、防災アウトドア術」

<午前の部> 10:00~11:30 事前申込不要・参加費無料
「親子で学ぶ、防災アウトドア術」
対象:一般、親子、子ども(付き添いが無い場合は小学5年生以上)

<午後の部> 13:00~14:00 事前申込不要・参加費無料
「基調講演」 八嶋 寛氏(東北アウトドア情報センター代表)
対象:高校生、一般、防災関係者、専門家、研究者など

主催/「ヒマラヤへの憧れ~東北人の登山記録から防災アウトドアへ~」、東北アウトドア情報センター、
   東北歴史博物館

東北歴史博物館

〒985-0862 宮城県多賀城市高崎1−22−1
開館時間 9:30~17:00(発券は16:30まで)
休館日 毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日)
3月21日(月)は開館
観覧料金 常設展観覧券でご覧になれます。
一般400円(20名以上の団体は320円) 小・中・高校生無料
電話 022-368-0106
http://www.thm.pref.miyagi.jp/