日本物理学会第71回年次大会(2016年)東北学院大学 泉キャンパスで開催 イズミティ21では、日本物理学会、東北学院大学主催のノーベル賞受賞の梶田隆章氏の市民科学講演会開催(3/20)

2016年03月07日

 あまり馴染みのない名称かと思いますが、その歴史を紹介しましょう。
 日本物理学会は、1877(明治10)年に創立された東京数学会社に源を発し、東京数学物理学会(1884年)、日本数学物理学会(1919年)と改称し、第2次大戦後の1946年1月に解散するまでの69年間、数学界と学術的に同じ屋根の下で活動していました。そして1946年に日本物理学会(4月)と日本数学会(6月)が独立して設立されて以来、昨年2015年で戦前の存続期間と同じ69年を迎えました。すなわち今年2016年は設立70年目、創立から139年目、来年2017年は創立から140年目となります。
 このような歴史的節目を迎えるに当たり、2016年から2017年にわたって記念事業を行うことになりました。その一つが、東北学院大学泉キャンパスで開催される「日本物理学会第71回年次大会」です。
 3月19日(土)から22日(火)までの4日間、泉キャンパスの教室を使った学会、及び20日(日)には市民科学講演会がイズミティ21で開催されます。また、翌日の21日(月・祝)には、東北学院大学泉キャンパスを会場に「第12回 Jr.セッション」が開催され、梶田先生も指導に当たります。このJr.セッションは中高生による物理的内容を含む理科の研究発表の場で、世界物理年の2005年からスタートしたものです。
 この物理学会のメニューの中でも、一般市民が参加出来るのが20日、イズミティ21で開催される市民科学講演会です。『神岡の地下から探る宇宙の謎』と題し、3名の科学者による貴重な講演となります。昨年、ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章東京大学宇宙線研究所所長による「粒子線天文学への招待」が聴講できます。
 ちなみに梶田先生は、超新星爆発に伴うニュートリノの観測で2002年にノーベル物理学賞を受けた小柴昌俊氏に師事。岐阜県飛騨市神岡町の地下にある観測施設「カミオカンデ」の観測データを解析し、宇宙線が大気中の原子核と衝突して生まれる「大気ニュートリノ」でミュー型が理論予想より少ない異変を1986年に見つけました。この小柴先生がノーベル賞を受賞した翌年の年次総会は仙台で開催され、ノーベル賞学者の講演を聞くことができました。そして13年後にまたしても梶田先生が受賞、年次総会で講演いただけるという奇遇となりました。
 ぜひこの機会にイズミティ21にお運びください。チラシのQRコードや下記申し込みボタンからの事前登録、または当日先着順で一般入場(入場無料)できます。

  日 時 2016年3月20日(日) 13:30~16:10(開場 13:00)
  ◇場 所 イズミティ21 大ホール(1,450席)

       (仙台市泉区中央2-8-1)
       地下鉄南北線泉中央駅下車約3分

日本物理学会 市民科学講演会『神岡の地下から探る宇宙の謎』
お申し込みはこちらから


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