東北学院大学

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東北学院大学地域共生推進機構主催 第7回CSW公開研究会を開催

2016年03月17日

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 文部科学省「地(知)の拠点整備事業(COC)」は、大学等が自治体を中心に地域社会と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献を進める大学等を支援することで、課題解決に資する様々な人材や情報・技術が集まる、地域コミュニティの中核的存在としての大学の機能強化を図ることを目的としています。この事業の平成26年度の公募において東北学院大学「地域共生教育による持続的な『ひと』づくり『まち』づくり」が採択されて以降、本学ではシンポジウムや研修会の開催を始めとした様々な活動を行っています。

160316-1_02.jpg この度、地域福祉とその実践者であるコミュニティ・ソーシャル・ワーカー(CSW)に関する研究会が3月15日、本学土樋キャンパスにて開催されました。第7回となった今回は、米国・Monmouth大学教授のDr. Golam Mathbor氏による研究報告が行われ、『災害後の生活再建におけるコミュニティ・ソーシャル・ワーク(CSW)アプローチ』と題したプレゼンテーションでは、東日本大震災やハリケーン・カトリーナ、氏の故郷であるバングラデシュを襲ったサイクロン"Sidr"など世界的災害で得られた教訓を交えながら「平時から住民参加型の災害管理を行い、コミュニティ内の結束、コミュニティ間の連携を強化し、社会資本を形成しておくことが重要である」との提言を行いました。
160316-1_07.jpg 研究会の後半は、パネル討論「東日本大震災で活きたCSWと被災者との関わり」として宮城県沿岸部でコミュニティ・ソーシャル・ワークを実践する4名の方々に登壇いただき、本学地域共生推進機構の本間照雄特任教授の司会のもと、活動報告やディスカッションが行われました。
 CSW公開研究会は今後も継続して開催されますので、ぜひ多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

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