2016年09月12日

　去る6月に仙台市八木山動物公園でZOO JEANS(ズージーンズ)のダメージ生地づくりが行われました。Z00 JEANSとは動物たちがダメージを与えたデニム生地を使って縫製したジーンズのことで、東北学院大学の学生サークル『もりまちCoAL』の学生と株式会社ロフトの企画、八木山動物公園の協力によって実現されました。このダメージ生地を使ったズージーンズは8月にチャリティ販売を行い、9月3日現在では数本しか残っていないそうです。
　9月3日、気温が30℃近くまで上がったこの日、午後1時から八木山動物公園猛獣舎のライオンの檻の前で、あるセレモニーが行われました。ロフトで販売されたZOO JEANSの収益金から、ジーンズ生地へのダメージ加工を協力してくれたライオンのカーティス(オス)とオニール(メス)に生肉が贈呈されたのです。セレモニーでは、仙台ロフトの松本さんの司会で、東北学院大学もりまちCoALの阿保さん、郷内さん、佐藤さん、仙台ロフトの中井さんと共に、大内利勝八木山動物公園園長に24㎏のラム肉を贈呈しました。その後、飼育係の方によってライオンたちに生肉が与えられました。さっそく生肉を食べるカーティスに、立ち会った家族連れや子どもたちが口々においしそう、迫力があった、と話していました。
　東北学院大学の学生サークル、もりまちCoALが仙台ロフトで展開している「ロフトラボ」の今後の企画が楽しみです。