本学経営学部・村山ゼミ×宮城県菓子工業組合 塩竈支部「しおがまスイーツマップ」完成

2016年11月10日

161110-2_1.jpg 東北学院大学経営学部は、塩竈市の企業や団体と連携して同地の観光振興に取り組んでおります(プロジェクトリーダー斎藤善之)。その活動の一環として、経営学部・村山貴俊ゼミナールの学生が、宮城県菓子工業組合塩竈支部(会長・齋藤榮樹様)と連携し“しおがまスイーツマップ”を作成しました。

■ 作成の経緯 
 2015年秋に実施した塩竈市の観光客アンケート調査を分析したところ、塩竈市内での観光客の回遊が少ないことが分かりました。観光客の多くは、塩竈神社、マリンゲート、仲卸市場という主要観光スポットの1カ所を訪問するだけで、まさに通過型の観光になっていました。この状況を改善する方法を探る中で、データを細かく分析してみると塩竈神社とマリンゲートを訪問した観光客がスイーツを食べているという傾向が見えてきました。
 この分析結果を踏まえ、村山ゼミでは、宮城県菓子工業組合塩竈支部に対してスイーツマップを活用した市内回遊促進を提案しました。同支部もその必要性を認識し、マップ作成を共同で進めることになりました。

■ マップの内容
 学生1人あたり2〜3の店舗を担当し、取材、イラスト作成、記事執筆をすべて自分たちで行いました。作成途中の原稿を経営者の皆様に何度もフィードバックし、ご意見を頂きました。各店舗や支部と繰り返し協議を行ったため、完成までに約5カ月の期間を要しました。
 学生がすべて手書きで原稿を作成したのでマップの製作費はゼロです。白黒版とし印刷も必要な分だけコピー機で行えるため印刷費もほぼゼロです。地元の方々にご負担をかけないように経費ゼロにこだわりました。
 塩竈市内13のスイーツ店が掲載され、各店舗こだわりのスイーツが手書きのイラスト付きで紹介されています。多くの観光客の方々に同マップを手にして頂き、塩竈市内のスイーツを食べ歩きして頂くことを願っています。

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■ 活動からの学び
 本プロジェクトは、学生による経営学への学びを最終的な狙いとします。まずはデータの中から課題を発見する能力の養成です。さらに課題を解決する方法を考える際は、先進事例の調査ならびに観光に関する既存調査や先行研究の検討など学術的思考を重視します。
 今後は経営学部の斎藤善之ゼミ、松岡孝介ゼミ、秋池篤ゼミが、それぞれの専門分野を活かし、塩竈市に対して新たな観光振興策を提案していく予定です。 
 
塩竈市観光物産協会会長/丹六園当主 丹野六右衛門様(昭和44年本学経済学部経済学科卒)
「地域の学生が地域のことを考えて自ら行動を起こしてくれたことを大変嬉しく思っています。貴学経営学部に作成して頂いたスイーツマップは、塩竈の観光アイテムの1つとして塩竈市民と共有のうえ活用させて頂きます。ぜひ皆様も塩竈にお越しください。」