東北学院大学

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環境建設工学科 櫻井研究室の大学院生・卒研生チームが(公社)日本建築家協会東北支部主催の第1回JIA東北支部「空き家・空き地コンペ」で優秀賞(学生部門)を受賞しました

2017年06月06日

170606-2_3.jpg 公益社団法人日本建築家協会東北支部が主催する、第1回JIA東北支部「空き家・空き地コンペ」で、環境建設工学科 櫻井研究室に所属する大学院環境建設工学専攻の澁谷翔さん、門脇悠さん、環境建設工学科4年の阿部祥和さんほか4名が、優秀賞(学生部門)を受賞しました。

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 この設計コンペティションは、仙台市内の中心市街地活性化を目的に、既存ストックを活用しながら対象地の新たな活用方法を提案し、周辺エリアを巻き込んで地域の新たな価値創造を目指す実践的かつ意欲的なプロジェクトです。現在コインパーキングとなっている敷地を、いかに有効に活用できるかについて、全国に募集枠を広げてアイデアを募集しました。敷地のオーナーを加えた審査員により初めて開催された今回のコンペでは、学生部門と一般部門に全国から多数の応募があり、全体で約30の作品が寄せられました。

 櫻井研究室チームの作品は、対象敷地である国分町の特性を活かし、屋台型の飲食店やお酒の販売所などを核に、気軽に立ち寄れる休憩所などを設置し、現代の会所(かいしょ)を目指そうとするものです。敷地内にある石蔵を取り込みながら、そのスケール感を活かして圧迫感の少ない低層の建物群を整備し、若者が集まりやすい機能を集約しています。UID一級建築士事務所代表で、数々の建築賞を受賞している建築家、前田圭介審査員長からは、敷地の特性を読み込んだ機能の提案と、それをしっかりとした形に落とし込んだ計画の妥当性が評価されました。

170606-2_4.jpg・作品名「杜の会所地 〜国分町酒場通り〜」
・制作者 (環境建設工学科 櫻井研究室チーム7名)
   工学研究科環境建設工学専攻 澁谷翔(M2)、門脇悠(M1)
   工学部環境建設工学科4年 阿部祥和、大槻勇貴、今田恭平、津島康希、堀内赳志
     
>>第1回JIA東北支部「空き家・空き地コンペ」公開審査結果についてはこちら
http://www.jia-tohoku.org/info/entry-720.html