東北学院大学

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第63回 北海学園大学総合定期戦 報告

2017年07月04日

 6月は青山学院大学との総合定期戦に続き、23日から25日の3日間は、東北学院大学が札幌市に乗り込んでの対北海学園大学総合定期戦が開催されました。

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 6月23日(金)は、15:00から大通公園西10丁目広場で両校と学生会、体育会関係者が集まっての対面式。広場の中央で両校のエールの交換が行われるなど、大通り公園を行きかう市民が足をとめ写真を撮ったり拍手を送ったりしていました。対面式に続いて東北学院の吹奏楽とチアリーダーたちを先頭に、公園の周辺の道路を一車線使ってのパレードが繰り広げられ、「東北学院大学対北海学園大学 第63回総合定期戦」のアピールが展開されました。

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 総合開会式は、北海学園大学豊平キャンパス体育館において17:30から挙行。冒頭、北海学園大学の安酸(やすかた)敏眞学長が立ち「今年学長に就任したばかりで初めての総合定期戦ですが、この機会にぜひ記念すべき勝利を目指し学生諸君には大いに奮闘していただきたい」とあいさつ。松本宣郎学長は「諸君の熱戦を応援するために来ました。ぜひ優勝杯を仙台に持ち帰りましょう」と激励。両校の学生部長、体育会会長の挨拶でも、これまでの63年の歴史と先輩たちの活動を受け継ぎ正々堂々と戦い、雌雄が決した後は大いに親交を深めてほしいと口々に語りました。

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 6月24日(土)、北海学園清田グラウンドにおいて11:00からソフトテニス(男女)、13:00からサッカーが多目的グランドで行われました。一方、豊平キャンパス体育館では同じく11:00からハンドボール、13:30からは隣接する北海学園札幌高等学校ボクシング場においてボクシング。14:30からは豊平キャンパス体育館、体育室などでバドミントン、空手道、剣道などの熱戦が繰り広げられました。昼頃から時折小雨が降りだすあいにくのコンディションでしたが屋外競技は予定通りに行われ、定期戦関係者はひとまず胸をなでおろしました。
 しかし夜半から降り出した雨がやまぬままに夜が明け、25日(日)に予定されていたアメリカンフットボール(10:00試合開始 円山競技場)、ラクロス(男女)(10:45試合開始 北海学園清田グラウンド)、準硬式野球(10:00試合開始 北海学園清田グラウンド)が危ぶまれました。結局、準硬式野球は中止。またアメリカンフットボールも会場の円山競技場が使用不可となり、残念ながら中止となりました。しかし、北海学園大学アメリカンフットボール部の皆さまの尽力により、清田グラウンドで練習試合を行うことができました。
 またラクロスは、最初女子の試合が行われましたが、試合中盤から本降りとなり両校選手はずぶぬれになりながら必死にボールを追い続けました。続いての男子の試合はグランドをならし、砂を入れたりしての改善策が取られましたが、一向に止まない雨でコンディションが悪化、やむなく中止が決定しました。中止が決まったあとの出来事ですが、学院と学園の選手が泥の中にダイブするパフォーマンスを見せたり、土砂降りの雨の中で両校選手がパス練習をするなど、アメリカンフットボールの練習試合のエピソードも含め、総合定期戦の歴史と親交を物語る記憶に残るシーンとなりました。

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 こうして3日間にわたり展開された、第63回 対北海学園大学総合定期戦。定期戦の開催から62連勝中の本学でしたが、今年は中止の競技もありましたが、13勝7敗と、今回も何とか勝利する事ができました。閉会式で安酸学長は「これまでの戦績よりも勝ちが増えているので、来年はぜひとも仙台で初勝利をつかみたい」と、1年後の再開を誓い合って熱戦の幕を閉じました。

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 各体育会関係者ほか、皆さまの応援、ありがとうございました。

https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/tgmind/info/news/170630-07.html