東北学院大学

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文化財レスキュー展「描かれた神体島」一週間で1,200人が来場

2017年08月28日

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 8月9日から15日までの7日間、石巻市・鮎川の石巻市復興まちづくり情報交流館・牡鹿館において、企画展『描かれた神体島-日本画家・平山郁夫が描いた「金華山の朝陽」』展が開催されました。この企画は震災の年から、文化財レスキュー「牡鹿半島・思い出広場」としてこの時期に毎年開催されている展示会で、今回で15回目となります。
 今年の『描かれた神体島-日本画家・平山郁夫が描いた「金華山の朝陽」』展は、20年前平山郁夫画伯が「奥の細道」シリーズとして、松尾芭蕉の歩いた道をたどりながら東北の風景を描いたものです。そのシリーズの一つとして平山郁夫画伯は牡鹿半島を訪れ、「金華山の朝陽」「金華山 黄金山神社本殿」の二つの作品を残しています。今回、平山郁夫美術館、平山郁夫シルクロード美術館より金華山の素描作品2点、スケッチブックをお借りして公開が実現しました。その他にも、平山画伯の地元の方が撮影した鮎川でのスケッチの様子を写した写真や当時の様子を伝えるドキュメンタリー番組などを展示し、平山画伯が訪れた当時の鮎川の姿を伝えています。
 会期中は天気に恵まれず雨続きでしたが、7日間で来場者は1200人を越え地元の方、お盆で帰省した方々など多くの人に企画展を見ていただくことができました。改めまして感謝申し上げます。
 石巻市復興まちづくり情報交流館・牡鹿館での企画展は終了いたしましたが、本企画展『描かれた神体島-日本画家・平山郁夫が描いた「金華山の朝陽」』は、会場を東北学院大学博物館に移し、9月28日(木)まで開催されています。鮎川までは遠くて足を運べなかった皆様も、ぜひこの機会にご覧ください。

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