平成29年度第3回CSW公開研究会 CSWスキルアッププログラム公開授業「資金の調達と運用Ⅰ・Ⅱ」開催報告

2017年09月07日

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 去る8月19日(土)、東北学院大学地域共生推進機構主催による、平成29年度第3回CSW公開研究会 CSWスキルアッププログラム公開授業「資金の調達と運用Ⅰ・Ⅱ」が開催されました。今年2年目を迎えたCSWスキルアッププログラムの授業を、今年度1年間のカリキュラムを履修する受講生たちと一緒に一般の皆さんも聴講しました。
 NPO・NGO、社会福祉協議会などで働く参加者の皆さんも、日ごろの業務では学ぶ機会が少ない戦略的なファンドレイジング。日本におけるファンドレイジングの第一人者である久津摩和弘氏によるその必須要件と実情のレクチャーは、1日4コマというハードなものでしたが、その充実した講義内容に、46名の参加者からは、目からウロコの内容だったとの感想が聞かれました。
 午前中のファンドレイジングの入門編は豊富な経験と多彩な事例を盛り込んだ2コマで、行政の財源だけでは行き詰ってしまう部分に民間財源を加味することで実現した例、赤い羽根共同募金による日本最大の寄付付き商品企画「募金百貨店プロジェクト」や地域をまきこんだファンドレイジングの具体的な例が数多く披露されました。久津摩氏は、日本における「寄付」が社会を変える重要な財源に変わってきたこと、そのためには寄付者への感謝と報告を常に行い続け、ファンを増やす「ファンレイジング」に結び付けることなどを受講者に語り掛けました。続いて午後からの2コマは個人向けと企業向けのファンドレイジングについて。いずれも社会的に認知度の高い事例をひもとき、丁寧な解説をいただき、丸一日かけた実に示唆に富んだ内容の公開授業となり、参加者は一様に満足した様子でした。

【プロフィール】
久津摩 和弘(くづま かずひろ)氏
(一社)日本地域福祉ファンドレイジングネットワークCOMMET理事長。山口県社会福祉協議会に入社後、日常生活自立支援事業、法人成年後見支援を担当。2011年より山口県共同募金会に出向し、ディベロップメントオフィサー/社会貢献コンサルタントとしてファンドレイジングを担当。その後2016年に山口県社会福祉協議会を退職し現職。現在、国境なき医師団日本フィランソピック・アドバイザーに就任。
 
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