東北学院大学

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第3回スポーツ講演会 長谷川恒平氏「夢に挑んで」開催報告

2017年10月19日

 10月12日(木)、午後6時30分より土樋キャンパス8号館5階の押川記念ホールにおいて、TGスポーツOB連合会主催による、第3回スポーツ講演会が開催されました。今回は、2012ロンドンオリンピックレスリング代表、2010年、2014年アジア大会連覇、そして全日本選手権連覇を成し遂げた長谷川恒平氏を招き「夢に挑んで」と題しての講演会です。
 現在青山学院大学で大学レスリング部の指導者として活躍している長谷川恒平氏。1984年11月静岡県生まれで、5歳からレスリングを始めましたが、子供のころは練習がいやでしかたがなかったそうです。しかし一度優勝を経験したらてっぺんからの眺めに魅入られたそうです。それからこの景色を見るために一生懸命に勝つためのトレーニングを積み重ねてきました。青山学院大学から日本体育大学大学院を修了し、現在は青山学院大学職員として業務をする傍ら、レスリング部の指導もしています。
 例えば高校時代に県大会で優勝しても日本レベルと対戦すればまだまだ。日本国内でも高校生、大学生、全日本とそのレベルは格段に違う。さらに10代で経験した海外遠征での体験が世界レベルと向き合うきっかけになったそうです。
 その過程で2007年から2011年までの間全日本選手権で5連覇、2009年のアジア選手権で優勝し、2012年のロンドンオリンピックに日本代表として出場。2010年と2014年のアジア大会では日本人として初の大会連覇を果たすという輝かしい戦績を誇っています。
 講演会では記録映像を交えてこうした戦歴を紹介し、対戦相手とのエピソードを披露してくれました。
 アスリートにとって欠かせないもの。それはフィジカルのマネジメントと言い切り、ふだんの生活において体を守る服装、態度など日常生活を管理することが重要だと説きました。トレーニングが終わった後はしっかりケアし、食物を摂り、いつも同じレベルを保つこと。海外での競技生活においても同じレベルを保持することが勝利への最低限の準備といいます。
講演会には体育会OBの重鎮から、大学体育会各部の指導者、体育会学生、レスリング部はもちろん、市内の高校生や子供たちも来場し、元オリンピック選手・長谷川恒平氏の話を真剣に聞いていました。

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