東北学院大学

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第18回ホームカミングデー(同窓祭)開催報告

2017年10月23日

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 10月14日、東北学院大学土樋キャンパスのラーハウザー記念東北学院礼拝堂において、第18回ホームカミングデーが開催されました。午後1時、六軒丁祭・秋のオープンキャンパスで賑わう土樋キャンパスでしたが、礼拝堂の中では同窓生が集うホームカミングデー記念礼拝と記念式が執り行われました。
 記念礼拝は野村信宗教部長の司式により、新約聖書からコリントの信徒への手紙Ⅱ 第4章18節の朗読で始まりました。

 わたしたちは見えるものでなく、見えないものに目を注ぎます。
 見えるものは通り過ぎますが、見えないものは永遠に存続するからです。

 野村宗教部長は、礼拝堂の本来あるべきステンドグラス「キリストの昇天」について「一年に一度のホームカミングデーで懐かしの学び舎を訪れた同窓生にとってカーテンによって〈見えないもの〉となったステンドグラスには寂しいものがあるでしょう」と語り、修復中のステンドグラスに代わってかけられたカーテンにより、改めてステンドグラスの絵柄を思い起こすという機会を得たことを、コリントの信徒への手紙の一節から説きました。
「来年2月末には修復されたステンドグラスが戻されます。その際は皆さまの前でお披露目の機会を設けたいと考えていますので、ぜひお越しください」とステンドクラスとの再会を案内しました。

 記念礼拝の終了後、引き続き記念式が行われました。
 齋藤信二庶務部長の司会で、佐々木哲夫院長、東北学院同窓会を代表して後藤久幸会長が「今年が第18回、来年は19、再来年は20回目です。本日ここに列席の同窓生が、来年はもう一人を誘って来場ください。再来年はその同窓生たちがまたもう一人の同窓生を誘い、ホームカミングデーがさらに盛会となりますように盛り上げてまいりましょう」と挨拶しました。

 記念式の記念講話は、「『東北学院の歴史』で思ったこと」というテーマで、本学法学部教授であり、学長特別補佐・法学研究科長である齋藤誠教授が講師として登壇。齋藤教授はもう一つ、東北学院史資料センター調査研究員の顔を持ち、この度刊行された『東北学院の歴史』(河北新報出版センター発売 ちなみに、当日ホームカミングデーで訪れた同窓生には、この『東北学院の歴史』が贈呈されました)の編纂にあたっての新たな発見や執筆過程について講演しました。
 この本の編纂の中で浮き彫りになってきた人物にスポットを当て、さらに研究を深め、「TG Grand Vision 150」達成に向けた準備の重要性を説き、拝聴した同窓生・学内関係者が期待を膨らませる内容で記念講演を終えました。
 参加者は、ステンドグラスを見ることのできない初めての2017年第18回ホームカミングデーを終え、来年、ステンドグラスの戻った礼拝堂での再会を約し、ラーハウザー記念東北学院礼拝堂を後にしました。
 

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