東北学院大学

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「震災学vol.11」発行のお知らせ

2017年12月11日

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 平成24年7月から年2回のペースで刊行されている東北学院大学発行の総合学術誌『震災学』の第11号が発売されました。
 今号の特集は、「地元局アナウンサーの6年」「震災と演劇」「震災と文学」「記録する・伝える」「地域と震災」です。震災から6年を経た被災地のいまを考える一冊です。是非お買い求め下さい。

 

総合学術誌『震災学』vol.11

発行/東北学院大学
発売/有限会社荒蝦夷
発行日/2017年11月17日
体裁/A5判・220頁
本体予価1,800円+税
ISBN978-4-904863-60-2 C0036

お買い求めは、一般書店、大学生協、オンライン書店(honto)にて
 

【 目次紹介 】

 巻頭言 初心。-『震災学』vol.11の刊行に寄せて-/『震災学』編集委員会

【第一章】 地元局アナウンサーの6年 

・「あのとき」の向こうに地域ラジオの未来は見えたか/杉尾宗紀
・[座談会]アナウンサーたちの3.11/神山浩樹×藤沢智子×石垣のりこ×菅原美智子×杉尾宗紀

【第二章】震災と演劇

・[座談会]〈震災戯曲〉のいま/くらもちひろゆき×鈴木拓×佐藤茂紀×文月奈緒子
・今こそ東北に木造の劇場を 震災を越えた東北弁シェイクスピア劇団/下館和巳
・〈原発事故後〉を表現した演劇部員たち/平間真太郎
・「いしのまき演劇祭」レポート/芝原弘
・演劇と震災の渚/八巻寿文

《特別寄稿》
・南相馬にて――2017/柳美里

【第三章】 震災と文学

・東北独立文学論/赤坂憲雄
・復興と地域の未来/山下祐介

【第四章】記録する・伝える

・24年目の奥尻島にて/定池祐季
・東日本大震災 震災以降の今/佐藤翔輔
・古文書解読アプリから広がる災害研究/磯辺康子

【第五章】地域と震災

・東日本大震災の被災地における応援職員の活動実録/福嶋明
・埴谷島尾記念文学資料館 再開までの道のり/寺田亮
・〈仙台市職員からみた震災記録チーム〉の試み/中林加南子
・〈命の水〉復旧を支えた〈水道一家〉/関口幸希子

【関連情報】
 総合学術誌『震災学』