東北学院大学

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「時代の音」第2回公演「本当にすごいのは《第九》のあとだった」開催報告

2018年01月16日

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 心躍る演奏とレクチャーで紡ぎ、音楽に隠された魅力を発掘してくれるコンサートシリーズ「時代の音」。2017年度のテーマ「誰がためにクァルテットは響く」の第2回公演「本当にすごいのは《第九》のあとだった」が、12月17日、土樋キャンパスのラーハウザー記念東北学院礼拝堂において開催されました。
 冒頭にあいさつした今井奈緒子教授は「古典派からロマン派への扉を開いたベートーベンを楽しめるプログラムとなっています。本日の公演をゆっくりお楽しみください」と述べ、古典四重奏団QUARTETTO CLASSICO(第1ヴァイオリンの川原千真氏、第2ヴァイオリンの花崎淳生氏、ヴィオラの吉田篤氏、チェロの田崎瑞博氏)がステージに登場しました。

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 コンサート序盤のレクチャータイムでは、オーディエンスに曲を聴いてもらってクイズを出したり、曲調の違いを聴き比べてもらったり、ベートーベンの表現の変化などをわかりやすくレクチャーしました。
 演奏とレクチャーでの講師を務めた田崎氏は「本日のテーマである“本当にすごいのは《第九》のあとだった”とはベートーベンが目指した苦悩から歓喜が一本道だったとすると、今日演奏する第13番はひとつの庭園や回廊を回っているような楽しさを表現しています。これこそが第九のあとのすごさだと思っています」と述べました。

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 休憩を挟んだ第2部でも、古典四重奏団QUARTETTO CLASSICOによるベートーベンの曲が華麗に奏でられ、礼拝堂に集まったオーディエンスを魅了。すべての演奏が終わると大きな拍手に包まれ、第2回公演は幕を下ろしました。

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 シリーズの最終公演となる第3回は、2018年2月4日にラーハウザー記念東北学院礼拝堂において開催されます。

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