アジア流域文化研究所公開シンポジウムが開催されました
2018年02月14日
2月13日(火)、アジア流域文化研究所公開シンポジウム「東アジアにおける共同労働慣行 -イメージの問い直しと新たな研究課題を考える-」が、土樋キャンパスホーイ記念館ホールにて開催されました。
はじめにアジア流域文化総合研究所長の政岡伸洋先生が、講師紹介を兼ねた開会の挨拶を行いました。
続いて、遠藤健悟氏(アジア文化史専攻博士後期課程3年)の「宮城県大崎耕土のユイとテマドリ -大崎市三本木新沼の事例より-」と、真柄侑氏(アジア文化史専攻博士前期課程2年)の「奄美沖永良部島のイータバと刈り取り班 -和泊町内城の事例から-」の2件の事例報告が行われました。
休憩を挟み、阿利よし乃氏(沖縄国際大学非常勤講師)が、「沖縄県波照間島の共同労働 -サトウキビ収穫の事例-」と題してご講演いただきました。
続いて、岡田浩樹氏(神戸大学大学院国際文化学研究科教授)が、「朝鮮半島の共同労働と『仲間』 -ツレ・プマシ・契と父系親族関係-」と題してご講演いただきました。
最後に、政岡先生をコーディネーターとして、登壇いただいた4名をパネリストとしたディスカッションが行われ、閉会しました。