東北学院大学

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【短期集中連載】「オリエンテーションリーダー」(第4回)

2018年02月22日

 昨年の10月上旬、泉キャンパス2号館前に一つの立看板が掲げられました。「オリエンテーションリーダー大募集」「今度はあなたが新入生をお世話してみませんか?」と書かれた看板には、説明会の開催案内が書かれています。

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 10月26日、2号館の教室には100人以上の学生(工学部を除く)が集まりました。学生課の担当者から、オリエンテーションの歴史や意義、オリエンテーションリーダーの仕事内容やおおまかなスケジュール、応募方法などが説明されます。

 「自分もリーダーをやりたい」と思う人は、オリエンテーション期間中のリーダーの活躍に憧れを抱いて応募してくる人が多いようです。確かに、入学当初の右も左もわからない新入生にとっては、「優しくフレンドリーに誰にでも話しかけ、わからないことは懇切丁寧に教えてくれ、明るく楽しそうに躍動するオリエンテーションリーダー」はさぞかし魅力的に映ることでしょう。

 しかし、①約1ヶ月半に渡る長い活動期間と拘束時間、②求められる自己規律と厳しいトレーニング、③無償奉仕、といった現実を説明会で聞くと、思い描いていた「明るく楽しいリーダー活動」という表面上のイメージだけではなかったと実感するようです。

 説明を聞いた上でリーダーをやりたいと思う学生は、申込書を提出し、面接を受けることになります。申込書には基本的な情報の他に、志望動機などを書く欄があります。採用担当者に聞きますと、この申込書の内容も採用の合否に関わってくるとのこと。就職活動のエントリーシートや履歴書と同様、記載内容だけでなく、丁寧に書いているか、提出時の態度はどうであったかなど、細部に渡り目を光らせているとのことでした。

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(次回へ続く)