2018年02月21日

　東北学院大学は平成29年度に文部科学省から「小学校英語教科化に向けた専門性向上のための講習の開発・実施事業」の委託を受け、小学校現職教員を対象とした教員免許認定講習を実施いたしました。これは小学校の先生方に中学校教諭二種免許状（外国語（英語））を取得する機会を提供するとともに、英語指導力向上のための研修の機会を提供することを目的としたものです。
　小学校の先生方を対象としたこの講習は、昨年8月21日から始まりほぼ6ヵ月の間、受講者は本学土樋キャンパスに通いました。この講習の準備・実施に当たっては宮城県教育委員会の全面的なご支援を受けています。
　2月17日、最後の講習を終えた受講者は、土樋キャンパスから仙台市一番町にある東北学院サテライトステーションに移動し、認定講習の閉講式に臨みました。
　午後6時30分強風と寒波の押し寄せたこの日、受講者と指導に当たった講師陣、そして宮城県教育庁からも来賓が到着し閉講式が始まりました。
　まず初めに松本宣郎学長があいさつに立ち、半年間という短期の集中講義を受け、実りのあるものとして閉講式を迎えた皆さんの努力をねぎらいました。
　来賓として駆け付けたのは宮城県教育委員会の髙橋仁教育長、同じく教職員課の山本剛課長、同じく教職員課研修免許班の吉田光輝氏。髙橋教育長は、英語免許取得認定講習をぜひ東北学院大学で実施して欲しいと松本学長にお願いし、それに応える形で村野井仁文学部長の他、英文学科の教員、教職課程センター教職員の協力で実施、晴れて今日の閉講式を迎えられたことに感謝の意を述べ、また次年度も引き続き東北学院大学での認定講習の開講を要望されました。
　閉講式の後は懇親会がスタート。これまでスケジュール的にも厳しい日程の中、無事講座を終えた先生一人ひとりから感想をいただきながら、互いの努力を讃えあいました。