東北学院大学

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【短期集中連載】「オリエンテーションリーダー」(第9回)

2018年03月02日

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 午前のプログラムが終わり、お昼休憩の時間となりました。初日だからでしょうか、それぞれにグループを作って集まって食べていました。自己紹介をしているグループもありました。一緒に食事をすることは、胸襟を開いて語り合うことにも繋がりますから、こういった部分も、リーダー相互の理解を深めるのに一役買っているのかもしれません。

 

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 午後は教室から多目的ホールに会場を移して、グループワークのプログラムとなりました。この日のプログラムは、初日ということもあり、自己紹介的なものや、知らない相手からどうやって円滑に情報を引き出すか、に主眼をおいたものが中心になりました。例えば、ランダムに遭遇した二人が、その場で話し合ってお互いの共通項を3つ導き出す。それができたら、その二人組みは別の二人組みと遭遇して、今度は4人でその4人の共通項を3つ見つける、という具合。このゲームの難しいところは、一度使用した共通項は二度と使用してはいけないところ。はじめに簡単な共通項(例えば、「大学生」「日本人」など)を使用してしまうと、人数が増える後半はどんどん条件が厳しくなっていくというわけです。担当者の予想では時間内に8人~16人のグループが成立することを想定していましたが、この日はなんと64人のグループが成立してしまいました。これにはグループワーク担当者も驚いていましたし、リーダーたちのコミュニケーション能力を甘く見ていたと反省しきりでした。

 合同トレーニング2日目は終日を使って「伝える力」を養成するグループワーク、3日目午前はケースワーク(=困難な課題や問題をもった対象者が主体的に生活できるように支援・援助していくソーシャルワーク[社会福祉援助技術]のこと)をロールプレイによって学ぶプログラムが行われました。また、3日目午後からは学生相談室副室長で認定行動療法士の金井嘉宏先生による、「カウンセリングマインドについて」と題した講話をいただきました。

 26日からは、文系・理系分かれて、各キャンパスでの日常的なリーダー活動が始動しています。

(次回へ続く)