【短期集中連載】「オリエンテーションリーダー」(第21回)
2018年04月06日
昼食が終わると、各グループ会場に分かれて、開校式などが開催されました。開校式では、グループ主任の先生や学科長、各委員の先生方からの挨拶やお話がされました。
続いて、この学科ではカリキュラムの作成や個人面談などのプログラムが行われました。カリキュラム(時間割)の作成は大学生になって最初の大仕事の一つです。大学生はある程度の制約のもと、時間割を自由に組むことができますが、これがなかなかに大変な作業となります。グループ主任の先生や各委員の先生、教務課の職員、そしてもちろんリーダーも新入生のサポートをして、カリキュラムの作成を行います。差し入れの水分補給もありました。
工学部のある学科では、「紙工作」と呼ばれるプログラムが行われていました。これは、コンペ形式で与えられた条件を満たす装置や製作物を作るというものです。まだあまりお互いを知らない新入生同士が、アイデアを出し、企画・計画し、製作するという過程を通して、お互いを知り、交流を深め、友達作りのきっかけになればとの思いではじめられたプログラムです。この日の製作条件は、「可能な限り長い時間をかけてビー玉が地上まで降りる装置を作る」というものでした。リーダーの司会進行のもと、装置の紹介の後、実際にタイム計測が行われ、大いに盛り上がっていました。
(次回へ続く)