東北学院大学

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仙台駅周辺での帰宅困難者対応訓練に今年も本学学生が参加

2018年09月05日

 8月31日、大規模災害発生時に帰宅困難者がJR仙台駅周辺に押し寄せることを想定し、仙台市やJR東日本などは9月1日の防災の日を前に同駅周辺で一時滞在場所の対応訓練を実施しました。訓練には仙台市やJR東日本の職員をはじめ、周辺の事業者、市民、学生ボランティアら約450人が参加。本学からは学生・事務職員合わせて65人が運営スタッフや帰宅困難者役などのボランティアとして参加しました。

 当日は、最大震度六強の地震でJR各線と仙台市営地下鉄が運行できず、帰宅困難者が仙台駅周辺などに殺到する状況を想定。昨年に引き続き、同駅東西自由通路を一時滞在場所として活用しました。

 訓練は地震発生、交通機関停止のアナウンスとともに開始。災害に関する情報提供や徒歩帰宅可能者の帰宅指示など緊急退避場所における訓練が行われました。その後、同駅東西自由通路など計4カ所の一時滞在場所に分かれ、帰宅困難者受入や物資配給などの運営訓練を行いました。その後、救急救命や要配慮者の支援についての研修が行われ、訓練は終了しました。

 東日本大震災発生時、仙台駅周辺の帰宅困難者数は推計で約1万1000人に上りました。これを受け本学と仙台市は、2014(平成26)年に大規模災害発生時の帰宅困難者支援に関する協定を締結。大規模災害など交通機関がストップした場合、仙台市の要請を受け帰宅困難者を受け入れることとしています。

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