教養学部地域構想学科の学生が大崎市田尻で実習ーー園児たちと稲刈り作業をおこないました
2018年10月10日
10月6日(土)、東北学院大学教養学部地域構想学発展実習B(菅原真枝先生担当)の受講者8名が、大崎市で実習をおこないました。
地域構想学発展実習Bでは、大崎市の市民団体「大崎自然界部」と協働して「大崎だいすき!ナチュラルワールドアドベンチャー☆」事業に取り組んでいます。これは、次代を担う子どもたちに大崎市が世界に誇る自然や文化、農業や産業の魅力を知ってもらうため、学生たちが自ら事業を企画し、実行するプロジェクトです。
この日の午前中は、大崎市古川の「バオバブ保育園」の園児および保護者のみなさまと一緒に、大崎市田尻で稲刈りの作業をおこないました。秋晴れのもと、みんなでカマを使って稲を刈り取り、束ねたあとは、稲束を棒に重ねて「ねじりほんにょ」(ねじりながら重ねて稲束を乾燥させる地域独特の方法)に挑戦しました。稲刈り終了後は、大崎平野を一望できる加護坊山にのぼり、地形の特徴や居久根(いぐね)を確認したり、ラムサール条約湿地である蕪栗沼を遠くに眺めました。さらに、化女沼に移動して、「大崎自然界部」代表の若見朝子さんの指導のもと、化女沼の植生や昆虫を観察しました。さらに環境保護区内の遊歩道にウッドチップを撒く作業もおこないました。
この日の体験を生かして、学生たちは、これからのプロジェクトを本格的に始動させていきます。これからも「大崎だいすき!」ブロジェクトにご注目ください。