東北学院大学

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経営研究所起業家シンポジウム「東北学院と経営者」開催報告

2018年10月22日

 2018年10月18日(木)に2018年度東北学院大学経営研究所起業家シンポジウム「東北学院と経営者」(於 土樋キャンパス押川記念ホール、14:40~17:00)を開催しました。
 今回のシンポジウムは、地元仙台でご活躍されている卒業生の経営者お二人にご登壇いただき、現代社会の特徴を踏まえた働き方や、あるいは仕事そのものの本質に迫る講演をしていただきました。登壇者は、本学出身の羽生正弘氏(株式会社日専連ライフサービス代表取締役社長)と青木聡志氏(株式会社ハミングバード・インターナショナル代表取締役)の2名です。
 当日は、シンポジウムの企画・責任者である本学経営学部の鈴木好和教授から開催の趣旨説明があり、その後、本学経営学部長・経営研究所所長の斎藤善之教授の挨拶に続き、2名からの講演が行われました。

181022-3_1.jpgシンポジウムの様子

 羽生氏の講演は「キャッシュレス社会の進展と働き方」というテーマで行われました。世界的にキャッシュレス化が進む中で、企業や職業人を取り囲む経営環境は変化してきます。変化する状況において変わっていくべきもの、そして不変の根本原理や考え方について羽生氏の持論や同社での取り組みについて話していただきました。

 次いで青木氏には「仕事を楽しむ」について講演していただきました。青木氏がハミングバードに入社し、新業態を加えて店舗拡大していく際の苦労話、そしてそれを乗り越える楽しさについての内容でした。青木氏の行動のバックボーンになっているのはアメリカでの留学経験であり、そこから「頑張れば何とかなる」ということを学び、責任感やお客様へ感謝する気持ちが芽生えたそうです。

 講演の後には、本学経営学部の矢口義教教授と秋池篤准教授を交えて、短い時間ではありましたがパネルディスカッションを開催しました。シンポジウムには本学学生のほか、市民の方々も多数参加して盛会に終わりました。また、参加した学生からも有意義であったという声が多く聞かれました。

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講演する羽生社長
 
講演する青木社長
 

181022-3_4.jpgパネルディスカッションに登壇する両氏

 本学経営研究所では今後とも、このようなシンポジウムを通して学生への教育活動や地域貢献に取り組んでまいります。