東北学院大学

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第一回仙台短編文学賞審査員 佐伯一麦氏のエッセイ出版

2018年11月22日

181122-3_1.jpg 東北学院大学の人気講座、『震災と文学』の講師として何度か土樋キャンパスで登壇いただき、昨年は新たに生まれた仙台の文学賞『仙台短編文学賞』の第1回選考委員を務めらた地元宮城県仙台市出身の作家・佐伯一麦氏。
 同じ仙台短編文学賞の事務局でもある(株)プレスアートが出版する雑誌『Kappo 仙台闊歩』誌上で創刊号から連載してるエッセイをご存知の方も多いと思います。
 この度、同社から『Kappo』連載のエッセイ『杜の日記帖』をまとめた『麦の日記帖―震災のあとさき2010▶2018』が刊行されました。
 日々書かれたエッセイの中には、震災前の仙台短編文学賞誕生の秘話、第一回仙台短編文学賞の選考についてもしたためられています。

佐伯一麦著『麦の日記帖―震災のあとさき2010▶2018』
発行 株式会社プレスアート
四六判/ソフトカバー/264頁
ISBN 978-4-9908190-1-9 C0095 \2000E
価格 2000円+税
2018年11月17日 発売

プロフィール
佐伯 一麦 氏(さえき かずみ)
1959年、宮城県仙台市生まれ。宮城県仙台第一高等学校卒。「木を接ぐ」により海燕新人文学賞受賞。主な著書に『ア・ルース・ボーイ』(三島由紀夫賞)、『鉄塔家族』(大佛次郎賞)、『ノルゲ』(野間文芸賞)、『還れぬ家』(毎日芸術賞)、『渡良瀬』(伊藤整文学賞)、『光の闇』、『旅随筆集 麦の冒険』、『麦主義者の小説論』など。東北学院大学地域共生推進機構主催・連続講座『震災と文学』講師、第1回仙台短編文学賞の選考委員を務める。

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