東北学院大学

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本学学生が青森県に特A米「青天の霹靂」の販売戦略を提案

2019年01月04日

 2018年12月22日(土)、本学の学生が経営学部「ビジネスケース研究Ⅱ・Ⅳ」(担当:村山貴俊教授、折橋伸哉教授、矢口義教教授)の授業において、青森県農林水産部の方々に対して同県の特A米「青天の霹靂」の販売戦略を提案しました。
 提案に当たっては、経営学部の3・4年生からなる7つのチームが「青天の霹靂」の拡販およびブランドの高質化に向けた戦略を立案し、総合販売戦略課・中村雄二様、農産園芸課・井上貴裕様の前でプレゼンテーションを行いました。

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 学生からの提案を受け、中村様、井上様には複数の評価軸から採点を頂き、その中で以下の4つの提案が特に高い評価を得ました。
 
・第1位=5班「企業間連携による『青天の霹靂』ギフト開発―おもいをつなぐプロジェクト」
・第2位=7班「お茶漬け専門店と連携した『青天の霹靂』のブランド構築」
・第3位=6班「関東圏の青森郷土料理店を通じた『青天の霹靂』のプロモーション戦略」
・第4位=2班「中国市場向け越境ECによる『青天の霹靂』の拡販戦略」

 学生の発表に続き、中村様から青森県による最近の「青天の霹靂」の販促戦略の取り組みや課題についてご講演を頂きました。またお二方からは、特に優れた提案については県庁に持ち帰って更なる検討を加え、実際の販促活動にも活かしたいとのお言葉を頂きました。

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 来年度は、地元宮城県における農業の6次産業の事例を取り上げ、戦略提案を行う計画です。 

【ビジネスケース研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ】
 経営戦略論やマーケティング論などの分析枠組みを用いて企業や製品の現状を分析し、企業や製品の存続や成長に向けた経営戦略を立案する講義です。学生たちはチームを組み、教員が執筆したケースを分析したり実際に企業を訪問調査したりして戦略の立案を進めます。講義の最終課題として、実際の経営者や行政関係者に対して自分たちが考えた戦略をプレゼンします。

※本記事に関するお問い合わせ先:経営学部経営学科 教授 村山 貴俊(TEL.022-721-3201)