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経済学部共生社会経済学科の講義「格差社会論」が本になりました

2019年03月18日

 このたび、経済学部共生社会経済学科の専門教育科目「格差社会論」*の講義が書籍『新版 格差社会論』として同文舘出版より出版されました。
 *格差社会論の講義は、これまで平等性が高いと考えられてきた日本の所得分配について、最近ではさまざまな形で所得格差や不平等度、公平性への疑問が高まっているという現状認識のもとで、専門分野の異なる複数の教員によるオムニバス形式で開講されている、共生社会経済学科の特徴ある講義科目の一つです。

 『新版 格差社会論』は2016年に出版された『格差社会論』(野崎明編著)を大幅に改訂したものになっており、第Ⅰ部「日本の格差」、第Ⅱ部「世界の格差」の二部構成となっています。
 第Ⅰ部では日本の所得格差や貧困、さらに「新たな格差」の一つである雇用格差、健康格差、世代間格差の現状等について、その原因や経済政策との関連性なども含めて、わかりやすく解説しています。
 第Ⅱ部では中国、インド、アメリカの所得格差を検証するとともに、第一次世界大戦前のイギリスを事例に貿易が生み出す格差についても検証しています。

【書籍情報】
佐藤康仁・熊沢由美 編著
前田修也・阿部裕二・楊 世英・千葉 一・佐藤 純・谷 達彦 共著190318-6-1.jpg
『新版 格差社会論』同文舘出版

刊行年月:2019年3月
税込定価:2,484円(本体2,300円)
判型:A5判・並製
ページ数:224頁
ISBN:9784495465421

《目次》
第Ⅰ部 日本の格差
 第1章 日本の所得格差と格差測定の方法
 第2章 雇用格差と健康格差
 第3章 世代間格差
 第4章 格差と貧困
第Ⅱ部 世界の格差
 第5章 中国社会における所得格差に起因した貧富の格差問題
 第6章 インドにおける所得格差拡大とカースト制
 第7章 貿易が生み出す格差
     -第一次大戦前のイギリスを基軸とする多角的貿易システム-
 第8章 アメリカの経済格差と財政的再分配

《執筆者》
 前田修也 東北学院大学経済学部教授  (第1章)
 熊沢由美 東北学院大学経済学部教授  (編著、第2章)
 佐藤康仁 東北学院大学経済学部教授  (編著、第3章)
 阿部裕二 東北福祉大学総合福祉学部教授(第4章)
 楊 世英 東北学院大学教養学部教授  (第5章)
 千葉 一 東北学院大学非常勤講師   (第6章)
 佐藤 純 東北学院大学経済学部教授  (第7章)
 谷 達彦 東北学院大学経済学部准教授 (第8章)