東北学院大学

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【東北学院大学経営研究所シンポジウム】東北地方と自動車産業

2012年09月05日

東北地方と自動車産業
―あるべき支援体制とは― 


2012 年度東北学院大学経営研究所シンポジウム 

 東北地方は、全体としては、未だに東日本大震災からの復興途上だが、自動車産業に限っていえば、復旧は昨年前半に早々に完了した。さらに、トヨタが東北を小型乗用車の一大生産基地と位置付け、同社の主力車種の生産が東北の同社系各工場に移ってきた。そして、各工場の運営会社を大がかりな会社再編で統合してトヨタ自動車東日本が発足し、組織面での態勢も整った。まさに、又とないチャンス到来である。ただ、これを東北経済の復興に繋げられるか否かは、まさに「東北生産車の構成部品の生産をどれだけ東北地方で担えるか」にかかっている。しかしながら、地場企業が自動車部品生産に参入するには、越えなければならない様々なハードルがあることが、数年来のシンポジウムでの議論で既に明らかになっている。そこで、今年のシンポジウムでは、自動車部品生産への参入を希望する地場企業をサポートする体制の在り方などについて、先行する中国地方や九州地方における取り組みをベンチマークしつつ、議論を進めていきたい。 

■ 日時 : 平成24年10月13日(土) 13:00~17:00
■ 会場 : 土樋キャンパス8号館5階 押川記念ホール
■ 司会 : 折橋伸哉
■ 開会のあいさつ : 菅山真次     

 

        第一部:基調講演                                                 

中国地域自動車関連産業の持続的発展を目指した産学官連携活動

   財団法人ひろしま産業振興機構 カーエレクトロニクス推進センター長 岩城富士大 氏(いわき ふじお)


■九州地域の支援体制の現状と課題(仮題)

     九州大学大学院統合新領域学府准教授 目代 武史 氏(もくだい たけふみ)


■宮城県の支援体制の現状と課題(仮題)

  宮城県産業技術総合センター  コーディネーター 萱場 文彦 氏 (かやば ふみひこ)


■東北のサポーティング・インダストリーの近況と課題

  本学経営学部教授・経営学科長 村山 貴俊(むらやま たかとし) 


        第二部:パネルディスカッション                                       

■パネリスト:岩城富士大氏、目代武史氏、萱場文彦氏、村山貴俊 


        LECTURER                                講 師         

 財団法人ひろしま産業振興機構 カーエレクトロニクス推進センター長
岩城富士大 氏 (いわき ふじお)

元・マツダ株式会社勤務(VA、モジュール化などを推進)
芝浦工業大学電気工学科卒業  
元・マツダ株式会社勤務(VA、モジュール化などを推進)
芝浦工業大学電気工学科卒業
宮城県産業技術総合センター コーディネーター
萱場 文彦 氏
(かやば ふみひこ) 宮城県産業技術総合センター コーディネーター
萱場 文彦 氏
(かやば ふみひこ)  

宮城県産業技術総合センター コーディネーター
萱場 文彦 氏 (かやば ふみひこ)

東北大学大学院修士課程 修了(専攻:機械工学)
トヨタ自動車入社(エンジン開発、車輌企画、生産管理、IMV車輌プ
ロジェクトなどに従事)
【トヨタ自動車ご退職後】
宮城県産業技術総合センター副所長
現在に至る


 九州大学大学院統合新領域学府准教授
目代 武史 氏  (もくだい たけふみ)

 広島大学助手、東北学院大学経営学部准教授を歴任。
広島大学大学院経済学研究科修了・博士(学術)

 術) 術) 術)  

本学経営学部教授・経営学科長
村山 貴俊 (むらやま たかとし)

本学経営学部教授・経営学部長・経営研究所所長
菅山 真次 (すがやま しんじ)

本学経営学部教授
折橋 伸哉  (おりはし しんや) 

 

○募集人数 300 名
○対  象 どなたでも受講できます
○申込方法 直接会場にお越しください 
○受 講 料 無料
○主  催  東北学院大学 経営研究所
○問合せ先 東北学院大学 研究機関事務課
TEL 022‑264‑6362 FAX 022‑264‑6530