【英語英文学研究所定例公開講演会】英語多読のすすめ
2012年10月25日
英語多読のすすめ
英語英文学研究所定例公開講演会
平成 25 年度から高等学校でも本格的に実施される新学習指導要領では、「生徒が英語に触れる機会を充実する」必要性が謳われています。私たち英語教育に携わる者はこの目標に向かって様々な形で取組んでゆくことが求められています。しかし、「英語に触れる機会」、すなわち真の意味での英語習得を可能にするだけの十分なインプット量を確保するということを通常の授業で行うのは難しいことです。一方で近年、語彙や文法構造を制限しながらも古典から現代小説まで幅広い題材の面白さを大きく損なうことなく、英語学習者が自分の習熟レベルと興味にあわせて読むことができる本が容易に入手できるようになっています。そしてこれらを多量に読む「多読」が英語学習の新しい方法として注目されてきています。多読活動で学習者個人が「触れる」インプットは、共通のテキストを使った一斉授業とは比較にならないほど、おびただしい量になります。この講演では多読活動の実践例について実際のデータも交えて紹介し、第二言語習得の立場からその英語習得における意義と効果について考えます。
■ 日時 : 平成24年11月16日(金) 18:00~19:30
■ 会場 : 土樋キャンパス6号館4階 642教室
LECTURER 講師
本学教養学部言語文化学科准教授
坂内 昌徳 (ばんない まさのり)
○対 象 | どなたでも受講できます |
○申込方法 | 直接会場にお越しください |
○受 講 料 | 無料 |
○主 催 | 東北学院大学 英語英文学研究所 |
○問合せ先 | 東北学院大学 研究機関事務課 TEL 022‑264‑6401 FAX 022‑264‑6530 |