東北学院大学

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【ヨーロッパ文化総合研究所公開講演会】エルサレム・カイロ・イスタンブル

2012年11月15日

エルサレム・カイロ・イスタンブル
―「オスマン帝国」と「ヨーロッパ」が出会った町―

ヨーロッパ文化総合研究所公開講演会
 

 1453 年 5 月 29 日のオスマン帝国スルタンメフメト 2 世によるコンスタンチノープル陥落の報は、ヨーロッパ世界に対オスマン帝国という感情
を強く植え付ける契機となった。また、それに続くオスマン帝国によるヨーロッパ侵入は、ヨーロッパ世界にオスマン帝国の恐怖という感情も強く植え付けていった。このように、近世の時代を「オスマン帝国対ヨーロッパ」という図式で描くことは、大枠では妥当であろう。しかし一方で、両者の関係を対立一色で捉えることは必ずしも正しいわけではない。本公開講演会では、3 人の報告者がそれぞれの専門領域の立場から、対立とは異なる角度から両者の関係を見るべく、エルサレム・カイロ・イスタンブルという、両者が接触した町についての報告を行う。

■ 日時 : 平成24年12月8日(土) 13:30~17:00

■ 会場 : 土樋キャンパス8号館5階 押川記念ホール

 

           LECTURER                                       講師


 【 第1報告 】 

聖地巡礼者の経験

本学文学部教授 桜井 康人 (さくらい やすと)


 【 第2報告 】 

州都カイロの変容

同志社大学文学部准教授 堀井 優 氏 (ほりい ゆたか)


 【 第3報告 】 

ヨーロッパ人が見た16世紀後半のイスタンブル

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所ジュニア・フェロー
澤井 一彰 氏
 (さわい かずあき)


 


 

○対  象  どなたでも受講できます
○申込方法   直接会場にお越しください
○受 講 料   無料
○主  催 東北学院大学 ヨーロッパ文化総合研究所
○共  催 拡大地中海史研究会
○問合せ先 東北学院大学 ヨーロッパ文化総合研究所
TEL・FAX 022‑264‑6379
E‑mail:europe@tscc.tohoku‑gakuin.ac.jp