【平成25年度文学部英文学科公開講義】感情と英米文学
2013年09月26日
感情と英米文学
平成25年度文学部英文学科公開講義
「人は感情で動く」とはよく言われることだ。経験則としても腑に落ちるこの謂いであるが、感情は脳科学や行動経済学などの学問で探求の対象ともなってきている。そしてもちろん人間の感情は、文学においてもさまざまに表現され、文学研究の対象となってきたものでもある。本公開講座では、英米文学においていかに感情が表現されてきたのか、あるいは文学者たちは感情をいかにとらえてきたのかなど、「感情」をキーワードに、幅広く英米文学を読みなおしてみたい。
■ 日時 : 平成25年10月26日(土)~11月30日(土) 全5回
■ 会場 : 土樋キャンパス 6号館3階 632教室
SCHEDULE 講座スケジュール
第 1 講 10/26(土) 14:40~16:10
■ʻShe‑tragedyʼにおける〈憐れみ〉の感情
本学英文学科准教授 福士 航(ふくし わたる)
第 2 講 11/2(土) 14:40~16:10
■語りの技巧としての「意識の流れ」 ―Mrs. Dalloway (1925)における声と視点のダイナミズム―
本学英文学科教授 遠藤 健一(えんどう けんいち)
第 3 講 11/9(土) 14:40~16:10
■讃美歌「アメイジング・グレイス」と奴隷貿易
宮城学院女子大学教授 鈴木 雅之(すずき まさし) 氏
第 4 講 11/16(土) 14:40~16:10
■〈悲しむ女〉の作り方:テニスンのMariana と絵画的演出
本学英文学科教授 箭川 修(やがわ おさむ)
第 5 講 11/30(土) 14:40~16:10
■“calling”としての悲しみ
―J. D. サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』におけるラザロのエピソードのパロディと死者の存在論
本学英文学科准教授 井出 達郎(いで たつろう)
○募集人数 | 100名 |
○対 象 | どなたでも受講できます |
○申込方法 | 直接会場にお越しください |
○受 講 料 | 無料 |
○主 催 | 東北学院大学 文学部英文学科(高大連携事業) |
○問合せ先 |
東北学院大学 研究機関事務課 TEL 022‑264‑6401 FAX 022‑264‑6530 |