東北学院大学

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【キリスト教文化研究所研究フォーラム講演会】「出エジプト」伝承の史実性と思想史的意義(10/11 開催)

2014年09月12日

「出エジプト」伝承の史実性と思想史的意義

キリスト教文化研究所研究フォーラム講演会

申込不要   無 料   土 樋


日時:平成26年10月11日(土)14:40~16:10
会場:土樋キャンパス 5号館2階 522教室

 「出エジプト」伝承とは、奴隷として苦しんだ古代イスラエルの民がモーセに率いられてエジプトから脱出する物語である。それは旧約聖書のなかで最も壮大で、スリルに富む物語である。
 古代イスラエルの民は(そして今日までユダヤ教徒は)、年ごとに、過越の祭や仮庵の祭を祝って、この物語を想起しつづけた。いったい、このような物語の背後には、どのような史実があったのか。また、この物語を想起するということは、古代イスラエルの民にとって、いかなる意味をもっていたのか。
 そうした点を旧約聖書に探りながら、「出エジプト」物語の現代的意義を考えてみたい。

 LECTURER 講 師
     

上智大学神学部教授 月本 昭男 氏(つきもと あきお)

【講師略歴】
1948 年、長野県に生まれる。新島学園、東京大学、テュービンゲン大学大学院で学ぶ。
立教大学文学部キリスト教学科教授を経て2014 年より上智大学神学部教授。無教会経堂聖書会(http://members2.jcom.home.ne.jp/kitazawa817/)所属。
著書に『ギルガメシュ叙事詩』(岩波書店)、『悲哀をこえて-旧約聖書における歴史と信仰』(教文館)、『詩篇の思想と信仰Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ』(新教出版社)、『古典としての旧約聖書』(聖公会出版)、『古代メソポタミアの神話と儀礼』(岩波書店)、『旧約聖書に見るユーモアとアイロニー』(教文館)他。聖書翻訳に『創世記』『エゼキエル書』(岩波書店)、他。編著に『創世神話の研究』(リトン)、他。



対 象   どなたでも受講できます
申込方法   直接会場にお越しください
受講料   無料
主 催   東北学院大学 キリスト教文化研究所
問合せ先

 
  東北学院大学 研究機関事務課
〒980‑8511 仙台市青葉区土樋1丁目3‑1
TEL 022‑264‑6401 FAX 022‑264‑6530