東北学院大学

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【ヨーロッパ文化総合研究所公開講演会】20世紀イギリス・アメリカにおける人の移動

2015年05月27日

20世紀イギリス・アメリカにおける人の移動

【ヨーロッパ文化総合研究所公開講演会】

申込不要   無 料   土樋


日時:平成27年6月27日(土) 13:30~17:30
会場:土樋キャンパス4号館2階 422教室

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(クリックでPDF表示 432KB)

 近年、グローバル化の進展により、モノやお金だけではなく、人の移動もさらに活発化しています。ある文化的背景を持つ人々が、彼らとは全く別の文化を持つ地域に移動する際、彼らを受け入れるホスト社会では、相互交流による新しい文化が花開くこともあれば、両者の間に軋轢が生じ、何らかの対応を迫られることもあります。このような人の移動に伴う問題は、現在人口減少に悩む日本においても、無視できない課題となっています。そこで、本講演では、多文化社会、あるいは多民族国家と形容されるイギリスとアメリカで、20世紀に生じた事例を取り上げ、人の移動がもたらす様々な問題について考えたいと思います。

 LECTURER 講 師
     

「他者」としての外国人 ―イギリスの歴史研究から日本の現状分析へ―
東京大学大学院経済学研究科博士課程 齋藤翔太朗 氏(さいとう しょうたろう)
【講師略歴】
東京大学大学院経済学研究科博士課程在学。青山学院大学、横浜国立大学非常勤講師。専門はイギリス社会経済史、研究テーマは20 世紀前半のイギリス移民史・移民政策史。

1970年代前半におけるイギリスの「移民問題」
本学大学院文学研究科博士後期課程 原田 桃子(はらだ ももこ)
【講師略歴】
東北学院大学大学院文学研究科博士後期課程在学。専門はイギリス現代史、特に第二次世界大戦以降のイギリス移民政策史。

短期移民労働者の権利保障をめぐる国際政治 ―1940‑50 年代の米国・メキシコ政府間協定を中心に―
東京大学大学院総合文化研究科教務補佐員 戸田山 祐 氏(とだやま たすく)
【講師略歴】
東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。現在、同研究科教務補佐員。専門はアメリカ史、米墨関係史、移民政策史。

 


対 象   どなたでも受講できます
申込方法   直接会場にお越しください
受講料   無 料
主 催   東北学院大学 ヨーロッパ文化総合研究所
問合せ先   東北学院大学 ヨーロッパ文化総合研究所
TEL・FAX 022‑264‑6379
E‑mail:europe@mail.tohoku‑gakuin.ac.jp