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法学政治学研究所 第22回学術講演会【「個人の尊厳」と「個人の尊重」】5/26開催

2016年04月28日

申込必要   定員300名   無 料   土 樋


日時:平成28年5月26日(木)15:50~17:20
会場:土樋キャンパス 8号館5階 押川記念ホール

oc2016sp-04_01.jpg(クリックでPDF表示1.35MB)

  本学には法学部の教員を主たる構成員とする「法学政治学研究所」があります。この研究所の目的は、法学や政治学関係の組織的調査研究を行うこと、そしてその成果を社会に還元することです。その一環として本研究所では、毎年、全国的に著名な研究者を講師とする公開学術講演会を開催しています。
 本年度、第22 回目の公開学術講演会では、憲法をご専門とする日本大学の蟻川恒正教授をお招きして、上記の演題でご講演頂くことになりました。2013 年9 月4 日の婚外子法定相続分最高裁違憲決定は、婚外子という自ら選択する余地のない事柄を理由として不利益を及ぼされることは「個人の尊厳」ないし「個人の尊重」の侵害にあたると述べています。蟻川氏は、この考え方と結論は尊重に値するとした上で、本違憲決定は、憲法論としての論理を十分に展開しないまま「個人の尊厳」や「個人の尊重」という言葉を多用することによって、かえって違憲論の正統性を弱めてしまいかねないと指摘しています。また、蟻川氏によれば、「個人の尊厳」と「個人の尊重」の間には意味の違いがあり、蟻川氏は、その違いを2016 年の日本で考えることに重要な意義があると考えておられます。
 「個人の尊厳」は、氏の研究の一貫したテーマです。今回の講演では、「個人の尊厳」と「個人の尊重」の憲法学における意義について、その業績が高く評価され、憲法学界を代表する学者のお一人である蟻川教授より、大変興味深いお話を伺えるものと思います。

 LECTURER 講師
     
日本大学大学院法務研究科教授   蟻川 恒正 氏(ありかわ つねまさ)
【講師略歴】
1964 年、東京生まれ。東京大学法学部卒業後、東北大学大学院法学研究科、東京大学大
学院法学政治学研究科教授等を経て、現職。
【主要著書】
『憲法的思惟 ―アメリカ憲法における「自然」と「知識」』(岩波書店、2016 年近刊)
『尊厳と身分 ―憲法的思惟と「日本」という問題』(岩波書店、2016 年近刊)

 

募集人数   300名
対 象   どなたでも受講できます。
申込期間
及び方法
  直接会場にお越しください。
受講料   無料
主 催   学校法人東北学院 法学政治学研究所
問合せ先   東北学院大学 研究機関事務課
TEL 022‑264‑6406 FAX 022‑264‑6530