【ヨーロッパ文化総合研究所公開講演会】古代ローマにおける呪詛・呪文  ─裏の精神史─(7/8開催)

2017年06月20日

古代ローマにおける呪詛・呪文
─裏の精神史─

ヨーロッパ文化総合研究所公開講演会

申込不要   無 料   土 樋


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日時:平成29年7月8日(土)13:30~17:00
会場:土樋キャンパス8号館5階 押川記念ホール
 
 古代ローマ世界はしばしば、ギリシア哲学の伝統を受け継いだ理性的な思考を特徴とする文明が築かれていたとイメージされます。
 けれどもローマ世界の住民たちは、身分の貴賤にかかわらず、庶民であろうと教養人であろうと、誰かに呪詛されることを恐れ、また自分の人生のあらゆる場面で呪文を用いようとする人々でした。裏の精神史ともいうべき呪詛・呪文に対する姿勢を知ることで、真のローマ人を知ることができると言えます。
 本講演会では、こうしたローマ時代の呪詛・呪文に関する研究者たちが、呪詛・呪文の実践や背景にある思想、社会の姿に光を当てていきます。呪文の力に満ち溢れた世界で、ローマ人はどんな日常を送っていたのでしょうか。

SCHEDULE                        講座スケジュール



呪詛の系譜 ─フェニキアの人々と呪い─
岡山理科大学・広島商船高専・非常勤講師  奥山 広規氏(おくやま ひろき)
【講師略歴】
1984年生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)。専門は古代ローマ史・ギリシア碑文学。
主な著作:『モノとヒトの新史料学 古代地中海世界と前近代メディア』(共著、勉誠出版)、『古代ローマの港町 オスティア・アンティカ研究の最前線』(共著、勉誠出版)


ローマ人と呪い ─「呪詛板によって呪縛されることを恐れない人はいない」─
中央大学他兼任講師  志内 一興氏(しうち かずおき)
【講師略歴】
1970年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科満期退学(単位取得)、博士(文学)。専門は古代地中海世界史。
主な著作:ゲイジャー著(志内訳)『古代世界の呪詛板と呪縛呪文』(京大出版会)、ロム著(志内訳)『セネカ 哲学する政治家』(白水社)


祈りと呪詛の間で ─キリスト教ローマ時代と信徒たちの呪い─
東北大学大学院文学研究科・専門研究員  大谷 哲氏(おおたに さとし)
【講師略歴】
1980年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は初期キリスト教史。
主な著作:ウィルケン著『キリスト教一千年史』(共訳、白水社)
 


対 象   どなたでも受講できます。
申込方法   直接会場にお越しください
受講料   無料
主催   東北学院大学 ヨーロッパ文化総合研究所  
問合せ先    東北学院大学 ヨーロッパ文化総合研究所
TEL・FAX 022-264-6379
E-mail:europe@mail.tohoku-gakuin.ac.jp