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【日本基督教学会東北支部 2018年度 公開講演会】北米型「宗教改革なきプロテスタンティズム」の 移植と評価 ― 明治期諸教派の事例から(6/16開催)

2018年05月23日

 

北米型「宗教改革なきプロテスタンティズム」の 移植と評価 ― 明治期諸教派の事例から

日本基督教学会東北支部 2018年度 公開講演会

申込不要   無 料   多 賀 城


日時:平成30年6月16日(土) 14:40 ~ 16:10
会場:土樋キャンパス ホーイ記念館ホール

 二つの大覚醒運動が起こった十九世紀は、北米諸教派の「信仰思想」が 大きく変容し、「宗教改革なきプロテスタンティズム」(ボンフェッファー)が 主流となった時代である。その十九世紀後半に来日した北米宣教師たち は、変化した彼ら・彼女らの「信仰思想」を初期の日本の諸教派(会衆派、 長老派、メソジスト監督教会等)の日本人たちに「福音」と倫理として伝達 した。それらの事例を検討し、伝達―受容の過程で生じた諸問題を「歴史 神学」的な観点から検討・評価してみたい。

 
 LECTURER 講 師
   
  東京神学大学特任教授   棚村 重行 (たなむら しげゆき)
 

【講師略歴】
 1972年 3月  一橋大学社会学部卒業
 1977年 3月  東京神学大学博士課程前期課程修了
 1977年 4月
 ~1983年 3月 日本基督教団 青山教会伝道師、牧師
 1983年 6月
 ~1991年 2月 アメリカ合衆国フィラデルフィア、シカゴ神学大学、大学神学部において神学思想史、教会史等を研究
 1986年    シカゴ大学神学部文学修士修了
 1991年 2月
 ~1998年 3月 日本基督教団 桜新町教会牧師
 1994年    シカゴ大学博士課程修了

【最終学位】
 哲学博士(1994年:Ph.D)シカゴ大学神学部(キリスト教史専攻)
 学位論文題“The Formation of A Theology of Mystical Participation in the History of Revolutionary Battle: A Study of Thomas Muentzer's Relation to Jhon Tauler's Sporitualoty”

【所属学会】
 日本基督教学会
 初期アメリカ学会

【著書・発表論文】
『現代人のための教理史ガイド-教理を擁護する』(2001年東京:教文館)
『ロンドンから横浜へ-福音同盟会の諸理念と公会運動への影響』(第28回日本改革 教会協議会2000.3)、13-78頁。
「幻の公会信条の意義-日本基督公会運動再考(一)-」『神学63号』(東京神学大学 神学会2001・教文館)、283-307頁。
「幻の公会信条の意義-日本基督公会運動再考(二)-」『紀要 5』(東京神学大学総 合研究所2002)、73-104頁。他論文多数。


 

対    象   どなたでも受講できます
申込方法   直接会場にお越しください
受 講 料   無料
主   催   日本基督教学会 東北支部
協     賛   東北学院大学 総合人文学科
問合せ先     日本基督教学会 東北支部事務局 東北学院大学研究機関事務課気付
TEL 022-264-6401