東北学院大学地域連携センター

お知らせ

平成30年度第2回CSW公開研究会 CSWスキルアッププログラム公開授業「地域福祉とファンドレイジング」開催報告(9/15開催)

 

 
   

















 去る9月15日(土)、東北学院大学地域共生推進機構主催による、平成30年度第2回CSW公開研究会 CSWスキルアッププログラム公開授業「地域福祉とファンドレイジング」が開催されました。

今年3年目を迎えたCSWスキルアッププログラムの授業を、今年度1年間のカリキュラムを履修する受講生たちと一緒に一般の皆さんも聴講しました。

 NPO・NGO、社会福祉協議会などで働く参加者の皆さんも、日ごろの業務では学ぶ機会が少ない戦略的なファンドレイジング。
 日本におけるファンドレイジングの第一人者である久津摩和弘氏によるその必須要件と実情のレクチャーは、1日4コマというハードなものでしたが、その充実した講義内容に、23名の参加者からは、「大変面白く参考になった」、「実践につなげていきたい」等の感想が聞かれました。

1コマ目の「CSWの使命とファンドレイジング」では、お金がないで諦めない福祉を実現するためのファンドレイジングの必要性と重要性が説明され、寄付者へ感謝と報告を常に行い続け、ファンを増やしていくことの大切さを学びました。

昼食後に行われた「ファンドレイジングを成功させるソーシャルインパクト志向の地域福祉活動のつくり方」、「個人向けファンドレイジング」、「企業向けファンドレイジング」の3コマは、いずれも社会的に認知度の高いファンドレイジングの事例を紐解いて、丁寧な解説をいただき、丸一日かけた実に示唆に富んだ内容の公開授業となり、参加者は一様に満足した様子でした。

 

[プロフィール]
久津摩和弘(くづま かずひろ)氏:日本ファンドレイジング協会理事及び同協会全国福祉チャプター代表、国境なき医師団日本アドバイザー。社会福祉におけるファンドレイジングや企業のビジネスと社会貢献の両立等を主な専門としており、社協、共募、NPO法人、中間支援団体、財団法人、大手・中小企業から依頼を受け、全国各地で講師やアドバイザーなども行っている。
編著として『地域福祉とファンドレイジング』(中央法規,宮城孝・長谷川真司・久津摩和弘 編集)を2018年6月に発行。