東北学院大学地域連携センター

お知らせ

「平成30年度東北学院大学地域教育科目【地域の課題Ⅱ(地域課題版)】フィールド調査報告会」多賀城市に報告と報告書を贈呈

 2月1日、多賀城市役所において「平成30年度東北学院大学地域教育科目【地域の課題Ⅱ(地域課題版)】フィールド調査報告会」が行われました。
 「地域の課題Ⅱ」は、地域社会で行われている様々な先駆的な実践に着目し、学生自らが直接現地の声に耳を傾け、一連の学修データの収集(聞き書き)と分析を行い、その成果を調査報告書にまとめ上げる授業のことです。
 学生たちは、10月1日に行政担当者から被災の状況と復興の現状等の説明を受け、その後10月20日に災害公営住宅「宮内住宅」でフィールド調査を行ってきました。当日は授業の最終段階とし、これまで収集・分析しデータから地域課題に対する意見をまとめ、多賀城市総務部部長の永沢正輝氏及び地域コミュニティ課長の柴田光起氏に直接報告できる場を設けていただきました。
 部長室で行われた報告会では、本学地域共生推進機構の本間照雄特任教授が趣旨説明を行った後、出席した4名の学生一人ひとりが「災害公営住宅での暮らしが豊かになる為の提案」を簡潔に報告。それを受けて永沢部長からは、具体的な調査手法の質問やアンケート調査などによる更なる調査活動の要望を頂きました。また、柴田課長からは、「想定していた以上に住民の声を引き出してもらえた」と学生たちに感謝とエールの言葉を頂きました。
 冊子にまとめた調査報告書を永沢氏に直接手渡した後、場所を宮内住宅へ移動して宮内住宅住民の方々にも報告を行い、報告書を手にしながらのふりかえりは大いに盛り上がりました。

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