東北学院大学地域連携センター

お知らせ

青葉土樋町内会等との地域連携事業に関する打合せを行いました

 東北学院大学地域共生推進機構は、地元青葉土樋町内会、五橋地域包括支援センター及び青葉区社会福祉協議会との協働により、地域住民を対象とした様々な事業を展開しています。こうした、連携・協働を円滑に進めるために、6月6日(木)東北学院大学を会場にして本学を含めた4団体が集まって、令和元年度の事業計画について打合せを行いました。

 青葉土樋町内会からは、古山町内会長及び町内会役員2名。五橋地域包括支援センターからは、結城所長及び生活支援コーディネータ1名、青葉区社会福祉協議会からは、菅原主任(CSW)及び社会福祉士実習の学生2名。本学からは、山田地域共生推進課長他4名が出席しました。

 打合せの内容は、例年行っている「敬老お食事会」や「青葉土樋総合防災訓練」等の日程を決めました。また、その他の事業については、町内会内部に“青土オモシロ企画部会”を組織して、地域住民の声を反映する形で事業化を進めることにしました。現段階の構想としては、囲碁将棋、健康麻雀、史跡巡りウオーキング等があるようです。

 こうした、地元町内会の声に対して、東北学院大学地域共生推進機構は、五橋地域包括支援センター・青葉区社会福祉協議会が協働して行った「青葉土樋地区住民意向調査」を基にした事業の提案を行うと共に、本学人財の投入や他団体との協働により、地域住民の意向に応えたいとお答えしました。

 また、意向調査で希望の多かった「映画鑑賞」に応えるために、昨年度行った映画「人生フルーツ」上映会に続いて、本年度は6月29日(土)に「いただきます みそしるをつくるこどもたち」を行う予定にしていることをお伝えしましたた。

 青葉土樋町内会の役員からは、「敬老お食事会」を楽しみにしているとの声が多く寄せられている、映画上映会は、考えさせられる良い映画をみせてもらい嬉しい等と言った感想が寄せられました。また、古山町内会長からは、他の町内会から大学と連携して多彩な事業を行っていることに「うらやましい」と言われていることを明かしてくれました。

 東北学院大学地域共生推進機構が行うこうした地元地域社会との連携による社会貢献は、2017(平成29)年度に策定した「社会連携・貢献に関する基本方針」(社会貢献ポリシー)に基づいて展開しています。社会貢献ポリシーでは、「東北学院大学は、東北学院建学の精神を踏まえ、教育、研究に並ぶ重要な使命の一つとして社会連携・貢献を位置づけ、地域社会の抱えている諸課題の解決に寄与すべく、全学を挙げて四つの取り組みを積極的に推進する。」として、「知の還元」「人財育成」「連携協働」及び「体制整備」を挙げています。
 私たち東北学院大学地域共生推進機構は、この社会連携・貢献に関する基本方針」(社会貢献ポリシー)に基づいて、地域社会の安心・安全に寄与できるよう様々な地域ニーズに応えて参ります。


東北学院大学地域共生推進機構 特任教授 本間照雄