ルオー展に行ってきました

美術展はなるべく見たいと思っているのですが、なかなかゆけません。ようやく時間を見つけて宮城県美術館でそろそろ期日が迫ってきた「ルオーのまなざし 表現への情熱」を家内と二人、出かけました。
思いの外沢山の作品があり、しかもほとんどが日本国内のコレクションを集めたもののようで、よくこれほどルオー作品が日本にあるものだと感心するほどでした。道化やサーカスの曲馬師などのテーマがよく知られ、また政治家や上流人を皮肉っぽく描く作品も面白いと思いましたが、私としてはキリストを描いた作品にやはり惹きつけられました。写実的でなく、まさにルオーの画法としか言いようのない作品です。展示の最後が「ミセレーレ(主よ憐れみたまえ)」と題する一連の黒白の版画で、キリストの愛の希求と共に戦争や社会悪に対する批判の念が込められていて、印象的でした。