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共同研究事例

磁気歯車の開発

 東北学院大学工学部機械知能工学科鶴本研究室では、完全非接触型の磁気歯車を開発、産学共同のもと(株)松栄工機(宮城県大崎市)により実用化された。磁気歯車は、従来の機械式歯車と比べて多くの特長をもつ、メンテナンスフリーの歯車で、無潤滑、無騒音の歯車である。また、過負荷時にはスリップして装置全体を保護するメカニカルヒューズとしての働きがある。用途は多岐にわたり、風力発電装置や隔壁動力伝達装置、クリーンルームでの搬送装置などは最適である。

 最近は磁気式遊星歯車装置の構造を有効利用して、コンパクトな発電装置の開発に取り組んでいる。