- 研究者 郭 海蛟
- 工学部
- 電気電子工学科
- 教授
研究テーマ | 1 新しいSRGによる微風発電システムの開発 |
内容
本研究では、安価で堅牢なスイッチドリラクタンスモータをベースに、モータの固定子、回転子の形状を工夫することにより、羽根の機能をもたせることで、小型で堅牢な発電機を開発する予定である。また、発電機の特徴を利用して、単相励磁というシンプルな励磁方法を開発することによって、安価な微風発電システ
ムが実現可能と考えられる。更に、このようなシステムは設置場所により数台発電機の直列や並列の設置も可能となるので、風とスペースの有効利用が可能となり、今までにない柔軟なシステム機構となり、魅力のある微風発電システムと考えられる。
研究成果の応用例、活用分野、企業等への提案事例
風力発電は自然エネルギー利用という観点から益々重要視されている。近年、大型化の
傾向が見られますが、自然エネルギーを有効に利用する観点から、もっと
人々の身近
な生活に密着できるような風力発電システムの開発も重要な課題となる。生活に密着
する風の利用例として、ビルの屋上風、ビル間の風、マンション1階駐車場通路の風の
利用などが考えられる。そのためには、安価且つ小型で、微風の気候条件でも発電できる
システムの開発が必要不可欠となる。
【キーワード】
自然エネルギー、風力発電、SRG
【連絡先】
E-mail:
kaku○mail.tohoku-gakuin.ac.jp(○を@に変えてください)
Tel: 022-354-8756