活動報告

東北学生柔道体重別大会 優勝!

体育会:柔道部 2017年09月07日

9月2~3日に秋田市で開催された東北学生柔道体重別大会で、団体で柔道部が2年ぶりの優勝を遂げました!!

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この大会は、

東北学生柔道体重別選手権大会(個人戦)9/2

東北学生柔道体重別団体優勝大会(団体戦)9/3

と2日連続での大会です。

この夏を質、量ともに多くの稽古を重ねてきた成果が試される大会でした。

特に、団体戦は、昨年決勝で敗れており、今年春も決勝で敗れているため、この秋こそ!という気持ちが強い大会でした。

1回戦 本学 6 - 0 東北福祉大学

準決勝 本学 3 - 1 仙台大学

決 勝 本学 3 - 1 弘前大学

と、準決勝、決勝は大接戦の末の優勝となりました。

決勝の弘前大学とは、この大会3年連続の同カード。

先鋒(60㎏級)の千葉(法4)が昨年度個人チャンピオンに引分け。

次鋒(66㎏級)の猪又(法4)が個人戦東北4連覇の選手に惜敗。

五将(90㎏級)の川崎(営4)は主将の貫禄で、内股一本勝ち。

中堅(73㎏級)の渡邊(済2)は前日、全日本を逃した悔しさを晴らすような豪快な内股で一本勝ちを収め、1点リードしたまま後半戦へ。

三将(81㎏級)の矢口(営3)は先日準決勝で負けている相手と、団体戦の戦いを見せ引分け。

副将(+100㎏級)の櫻井(工4)は個人戦の優勝者と互角の戦いで引分け。1点リードのまま、大将戦へ。

大将(100㎏級)の荒(法4)は、4年生の貫禄を十分に魅せ、優勢勝ちを収め、本学の優勝が決まった。

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主将として、チームのポイントゲッターとして2つの役割を果たした川崎。

 

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前日の個人優勝の高田(弘前)を攻める本学櫻井。

 

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東北ナンバーワンの強さを持ちながら個人戦が奮わなかった荒は、団体戦で大きな働きを見せた。

この結果、本学、弘前大学、東日本国際大学が10月28、29日 兵庫県尼崎市で開催される、

全日本学生柔道体重別団体優勝大会に出場する事が決定いたしました。

 

また、前日の個人戦の結果は以下の通り。

60㎏ 第2位 千葉(法4)※

73㎏ 第2位 佐藤(法3)※

73㎏ 第3位 渡邊(済2)

81㎏ 第2位 今野(済1)※

81㎏ 第3位 矢口(営3)※

90㎏ 優 勝 川崎(営4)※ 4連覇

100㎏ 第3位 荒(法4)

+100㎏ 第3位 鈴木(済1)

※の5名が9/30~10/1に日本武道館で開催される全日本学生体重別選手権大会に出場します。

 

全日程を終えて川崎主将は、

「昨年秋、今年春と弘前大学に敗れた。今年の秋まで同じ大学に負けるわけにはいかなかった。東北学院としてのプライドが許さなかった。

今年春の敗戦から4か月間、毎日学生だけでショートミーティングを行い、大会に掛ける意志を確認してきた。

この夏は冷夏だったが自分たちは「熱い夏」を他の東北地区のどこの大学よりも過ごした自負があった。

不安がなかったと言えば嘘になるが、それでもやってやろうとみんなで誓った。

決勝のオーダーは、学生自身が監督にお願いして実現したオーダーだった。

監督からは「負けて得るものより、勝って見えるものの方がはるかに大きい」と常々言われている。

1年次に優勝して見えたもの、2年次に優勝して見えたもの、そして最終学年で優勝して見える視界がどんなものか、これから楽しみだ。」

と、普段クールな川崎主将だが団体優勝が決まった瞬間、自身の個人4連覇でも泣かなかった男が、泣き崩れました。

柔道部は、まだまだ大会が続きます。これからも応援の程、何卒よろしくお願いいたします。

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大会後、監督を笑顔で胴上げする部員達。