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2018/2/11 東北学院大学/河北新報社主催 連携シンポジウム「復活と創造 東北の地域力⑩震災と音楽」開催報告

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東北学院大学と河北新報社が主催するシリーズ企画「復活と創造 東北の地域力」。第10回目となったシンポジウムでは「震災と音楽」と題し、2月11日、ホーイ記念館ホールにおいて開催されました。
開会にあたって松本宣郎学長は「大震災後、本学では被災された方々の支援はもとより、皆さんと共に復興に向けて歩んでいくことに深く関わってきました。共通する大きな経験を風化させてはならず、このシンポジウムを通じて今後のことや被災者の方々への眼差しをより強めていきたいと思っています」とあいさつしました。
続いて阿部重樹学長室長より「本日はパネリストの語らいから、音楽を通じて見た被災地や被災者の様子に近づいていただきます。大震災の発災から7年目を迎えようとしている今、私たちにとっても、宮城県仙台市はどうだったのかということを再度思い起こしてみたいと思います」と、本シンポジウムの趣旨を述べました。

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総合司会より、シンポジウムにお招きした大澤隆夫氏(本学卒業生、元仙台フィルハーモニー管弦楽団専務理事、公益財団法人音楽の力による復興センター・東北代表理事)、和合亮一氏(福島市在住の詩人)、熊谷育美氏(気仙沼市在住のシンガーソングライター)、石垣のりこ氏(エフエム仙台アナウンサー)の4名のパネリストが紹介。続いて自己紹介を兼ねて、パネリスト毎の震災からこれまでの活動が報告されました。
最初に登壇した大澤氏は、歌で交流を深めていく被災者やコミュニティー活動の様子が収録された映像を数分間上映後、「人は歌うことで共感が生まれます。被災者が集い、その側に寄り添い、無理のない中で音楽をそっと置くことで、コミュニティーは少しずつ形成されていくと思っています」と述べました。
続いて登壇した和合氏は、南三陸で起こった震災の出来事を書き記した詩について報告。「1万人の第九という壮大なコンサート番組の冒頭で、私が書いた詩を南三陸町の防災対策庁舎前で朗読するという機会がありました。しかし、朝から強い雨風に見舞われ、リハーサルは何度も中断。しかし、10回目に初めて読み通せることができたのです。小さなことを気にするような私が成し遂げられたのはなぜか。その答えは音楽の力だと思います。亡くなった方々に思いを届けたい。その一心で一生懸命に何かを成そうとすれば、必ず通ずると思います」と語りました。
3番目に登壇した熊谷氏は、震災当日は地元の気仙沼でテレビ番組のロケを行っていたこと。震災後は町から音楽が消えてしまったこと。避難所にいる友人に会いに行った際に、その場にいた高校生から歌をリクエストされ、「そのときに歌ったのが、2011年4月にリリースが決まっていた『雲の遙か』でした。また、テレビ、ラジオなどで自分の作品を発表する活動以外にも、声をかけていただいた学校で講演やコンサートを行っています。みんなで声を合わせることは、明日への活力に繋がる。本当に音楽には力があるんだと実感しています」と話しました。
2011年4月から始まる新番組の準備をしていた中で震災に見舞われたという石垣氏が最後に登壇。震災を風化させてはいけないという思いから、Date fmがこれまで実施してきたさまざまなプロジェクトを紹介。「2017年12月に開局35周年を迎え、『NO MUSIC, NO Date fm』というテーマを掲げ、音楽と共に皆さんに寄り添いたいという思いをさらに強めています。また、音楽そのものはもちろん、ギターのような楽器という視点やアーティストという人を通して、音楽の素晴らしさをこれからもお伝えします」と語り、第一部が終了しました。

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休憩を挟んでのパネルディスカッションでは石垣氏が進行役を務め、それぞれがこれまでの活動を通して印象的だった出来事や気づいたことなどについてたくさんの話が語られました。約3時間、ふんだんな映像と音楽で構成された今回の震災と音楽について考えるシンポジウムは、まさに震災特番をライブで見たような感じだったという感想も聞かれました。約120名の来場者は濃密な時間を共有した満足感に浸りながら家路につきました。

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