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2018/10/6~10/8 神戸学院大学主催 宮城、熊本と神戸の大学生が交流する「招へいプログラム」参加報告PART1

神戸学院大学主催の宮城、熊本と神戸の大学生が交流する「招へいプログラム」参加した東北学院大学の学生より参加報告をさせていただきます。

報告者:松坂東吾(東北学院大学経済学部共生社会経済学科1年)

神戸学院大学が主催する神戸招へいプログラムが10月6日から10月8日にかけて行われた。参加したのは、東北学院大学、尚絅学院大学、東北福祉大学、石巻専修大学、九州ルーテル学院大学、熊本学園大学、神戸学院大学の全7校31名。

1日目。仙台空港からスカイマークを利用し、神戸空港へ移動を行った。飛行機の遅延により本来の時間より2時間半の遅れとなってしまい、当初予定されていた慰霊と復興のモニュメント見学は中止となった。空港からポートライナーとJRを利用し、宿泊先である松蔭大学会館のある六甲道駅に移動。到着後、少しの休憩をはさみ、アイスブレーキングが行われ、各大学の活動報告が行われた。各大学の活動内容、課題の説明が行われ、お互いの関心を深める機会となった。

活動報告終了後、5人1班に分かれ、「クロスロード」ゲームを行った。ある状況に自分が置かれた場合、どのような行動を取るかをYES/NOで答えるというもの。今回は、「自分が受験生の時、地元の避難所でボランティア活動に参加するか」、「津波発生時、はぐれてしまった友人を探しに行くか」と2つの震災関連のお題が出され、各班で話し合われた。このクロスロードでは1人1人違う意見・考えが出るので、本学ボラステでも1度行ってみたいと思った。その後行われた懇親会では、食事をしながらそれぞれ意見交換や談笑をしながら親睦を深めた。

2日目。この日はまず「人と未来防災センター」を見学し、阪神淡路大震災について学んだ。地震発生直後の町の様子をシミュレーション化した映像や展示品などを見ながら、地震の被害の大きさと恐怖を感じ取った。当時、消防士として救助活動に当たった野村防災研究所代表者の野村勝さんの語り部をお聞きし、防災意識の再認識について考えさせられた。

長田商店街に移動し、震災語り部ボランティアチーム「やさしさを忘れないで」代表の佐々木勉さんの案内の元、長田商店街でフィールドワークを行い、震災当時の様子について教えていただいた。火災のあった場所、被害が大きかった場所、当時の様子を事細かく説明していただいた。その足で神戸市地域人材支援センター「ふたば学舎」に移動し、講話をいただいた。震災当時は小学校の教員を行っていたことから、教育者の目線から学生ボランティア活動についてのお話をいただき、自分は東日本大震災の時は小学校5年生で、活動などを行いたいと思っていても邪魔になるだけだと考えていて、子どもができることはないと思っていた。しかし佐々木さんは、「子どもたちは戦力になる。いざという時は率先して動く。小学性は笑顔、中学生は希望、高校生は安心を大人たちに与えてくれる。」と話してくれた。この言葉は私にとってとても大きなものであった。これまでの考え方が一変し、誰にでもやれることはあるのだと感じた。

講話終了後、班ごとに分かれて神戸の街を観光。震災から24年が経ち、神戸の街は大都会へとなっており、復興が進んでいるように見えた。大きな建物が建ち並び、外国人観光客の数も多く、人も多く、震災があったとは全く考えられないほどに思えた。しかし、本当の意味での復興はまだ終わっていない。家族や家、思い出の品などを失ってしまった方々がたくさんいる。そういった方々の心に寄り添う活動が今後も求められていることを知れた。

最終日となる3日目。この日は全員が神戸学院大学ポートアイランドキャンパスで「阪神淡路大震災23年・経過と課題」という題で水本有香先生の講義を聴講した。午後からはグループワークを行い、それぞれの大学(団体)と神戸学院大学が抱えている課題について話し合った。東北学院大学の課題としては、「ボランティアの形が日々変化している中、今何が必要とされているか明確化できていない」と立てた。この課題の解決策として、私たちが目指すべきは「神戸の街」という結果になった。月日が経つにつれて、被災地のNPO法人などが株式化する動きが増えてきており、私たちの活動先も成りつつある。目に見える活動が終わりを近づいているのであれば、目には見えない心のケアが今後の重要な活動になってくると考えた。それを行ってきたのが神戸なのだ。

神戸学院大学の課題は、今回の神戸招へいプログラムのテーマとなっていた「震災を風化」について。風化させないために私たちはどのように活動していく必要があるか。この課題については各大学で考えていた内容であったため、様々な意見が上がった。防災・減災意識を高める意味も込め、震災当時の映像や写真・音声を利用し伝える活動。言葉や資料だけでは実際にイメージがしづらいものも映像などを利用すればその恐ろしさも伝えやすい。震災後に生まれた子供、経験した方双方に対しても効果は大きいと思う。また、疑似喪失体験を行ってみることも面白いのではという意見が出た。自分の中で大切なモノを想像し、無くなったことを考えたらどうかというもの。など多くの意見が上がり、とても勉強になった。

今回の神戸招へいプログラムを経験し、様々な人と交流を深められたことで、刺激や新たな知識を得ることができた。本学ボラステの活動だけでは感じることのできないことも学んだこともあった。今回学んだことを今後の活動にも活かしていきたい。また、今回だけで他大学との交流を終わらせるのではなく、今後の活動なども協働で行いたいと思った。

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