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2019年1月 年頭所感「年頭にあたって」 東北学院大学 学長 松本宣郎

2019年を迎えて

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    理事長・学長 松本宣郎

東北学院につながるすべての皆様に、心より新年のお祝いを申し上げます。皆様の新しい年の歩みの上に、神さまのお恵みが豊かにありますよう、お祈りいたします。
2019という数字はあまりすわりのよくない数字のようにも思えます。2020年オリンピックのイメージが強烈で、その前の年として、地味な感じを与えます。日本では年号もこの年に変わるはずなので、余計そうなのかもしれません。
しかし東北学院にとっては、新しい年は常に希望を与え、意義ある年としてスタートしています。創立133年目になります。「継続は力なり」とよく言われます。しかし、何もしないでいては続くはずはありません。「継続」を志し、願い、働いた、私たちの先達の努力がありました。そしてまた、その先達たちのみならず、それを受け継ぐ私たちに努力させた神の導きがあったから「継続」できたのです。
創立130年目の2016年に東北学院はTGグランドビジョンを打ち出しました。創立150年まで、本学院がこの地域で存続し、さらにブランド力を持つ学院となっていくための道筋と決意を示したのです。最初のキリスト教伝道者のひとり使徒パウロは、小アジアのトロアスで、マケドニアに伝道するという「幻」を見てヨーロッパに渡りました。19世紀末、仙台に来た宣教師と日本人キリスト者は、東北を日本のスコットランドに、という「幻」を見て、仙台神学校をつくりました。TGグランドビジョンもやはり私たちに与えられた「幻」にほかなりません。「幻」なくして「継続」はありえないのです。
さて、今年の「幻に導かれた継続」を示すものを挙げましょう。大学は「アーバンキャンパス」を一歩具体化させます。五橋キャンパスの旧仙台市立病院の撤去に着手し、新しく礼拝堂を兼ねるホール棟、シンボル的存在となる高層棟、泉・多賀城両キャンパスを移転させる研究棟、講義棟、地域産業界や市民の皆さんとの交流の場を建設する大事業を開始します。その完成は4年後の2023年4月です。ペースを早めなければなりません。
もちろんその間も教育・研究は継続させます。昨年度大学は、大学基準協会による審査に合格しました。新年度は、評価された教育の質保証をさらに高め、学生の主体性を育てる「仕掛け」、たとえばルーブリックづくりやTGベーシックの再構築などを実行します。五橋キャンパスの完成に合わせて、新しい学部・学科の構想にも着手します。
中学校・高校は新コース制がスタートして3年目、それぞれのコース生が明確な目的を持って学びを進めています。榴ケ岡高校は4月から独自の新コース制を開始します。これもメリハリの効いた複数進路制度によって生徒たちの目的意識を育てようとしています。
ふたつの設置学校が、それぞれの特色を生かしつつも同じ建学の精神に立って教育する学校であるとの意識を共有するため、昨年6月に設置学校将来構想検討会議を設置しました。法人が両校の授業参観を行ったり、英語教師の合同研修会を開くなど、様々な試みを行っています。中等学校の前に迫っている厳しい状況に対処するために、この会議は新しい年も活性化して参ります。
幼稚園は伝統となっているキリスト教保育をたゆまず実践しています。園児の減少、施設の問題性を考慮して、昨年は院長をトップとするワーキンググループに改革提案をしてもらい、若干の成果を上げました。将来対策は何より急がれます。今年はさらにそれを進めたいと思います。
TGグランドビジョンとそのキャッチフレーズ、「ゆたかに学び、地域へ世界へ」をガイドラインに、東北学院は着実に歩んでいます。今年は、3年を経てビジョンのリニューアルが必要だと考えます。社会状況の変化にも対応した、ビジョン実現の具体的なスキームづくりと言うべきかもしれません。グローバル化の進む中、地域に根ざす大学・学校として、世界にも地元地域にも結びつこうとする意味で「グローカル」という言葉も使います。仙台市との関係がますます密接になっていますからなおさらです。受験生もどんどん多様化してきます。「ダイバーシティ」対応という概念も大事になってきます。
キリスト教学校はいつの時代も試練をうけて存続してきました。現在が特別というわけではありません。神の言葉に堅く立ち、しなやかに働いていきたい、と願うものであります。

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