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被災地の大学が、被災地からの視点で、そして大学や学問領域を超えて、震災を多角的に考え、発信する雑誌「震災学vol.13」発行のお知らせ

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ちょうど一年前の2018年3月末発行の『震災学vol.12』から、東日本大震災発災8年目を挟み、『震災学vol.13』が完成し、3月末日から書店に並びます。第13号については、これまで年2回の発行でしたが、今年度から1回の発行となったため、各方面から問い合わせが相次いでいました。災害の時代と言われた『平成』の最後の最後に満を持しての発売です。今号は、第一章『災間と事前復興』では東北学院大学の研究者たちによる活動報告と論考、中には東北学院大学学長研究助成金を受けたプロジェクトの成果報告も盛り込まれています。その他『伝承から防災・教育へ』『被災地からの提言』、そして2018年度は特別講座として開催された『震災と文学』の3講師と松本宣郎学長の特別寄稿。最後に昨年に引き続き第2回仙台短編文学賞の東北学院大学賞と奨励賞、仙台市長賞の3編に、第1回大賞受賞者の岸ノ里玉夫氏の受賞第一作『七年』を収録しました。読み応えのある一冊として発売される『震災学vol.13』をぜひご覧ください。

第2回仙台短編文学賞受賞作(東北学院大学賞「長次郎の夢」・東北学院大学賞奨励賞「落日と鬼灯」・仙台市長賞「西日の里」)を全文掲載。苅部直(東京大学教授)・熊谷達也(作家)・和合亮一(詩人)による東北学院大学地域共生推進機構特別講座〈震災と文学〉講義録のほか、「災間と事前復興」をテーマとする論考などを収録。

発行/東北学院大学
発売/有限会社荒蝦夷
発行日/2019年3月28日
体裁/A5判・316頁
価格/2,000円+税
ISBN 978-4-904863-66-4 C0036 

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【 目次紹介 】

巻頭言:いま問われる風化への立ち位置/『震災学』編集委員会
【第1章】災間と事前復興
事前復興への標 被災地に新しいコモンズの可能性を探る〈シンポジウム「復活と創造 東北の地域力」〉
[趣旨説明]「コモンズ」と巨大防潮堤/五十嵐敬喜(法政大学名誉教授)
[事例発表]日本の海岸制度と地域社会/清野聡子(九州大学大学院工学研究院准教授)
復興と回復 コンクリートの主権性/マイケル・フィッシュ(シカゴ大学准教授)
風土に学ぶ持続可能な土地利用の模索と実践 被災地に求められる順応的復興の道筋/阿部聡史(環境デザイナ-)
事前復興とコモンズ 椿の森プロジェクトからの試論/千葉一(東北学院大学非常勤講師)
[ブレインストーミング]コモンズの時代へ
里浜・ふるさと復興における海岸林のゆくえ/平吹喜彦(東北学院大学教養学部教授)・菊池慶子(同文学部教授)
高台移転は何を残すのか/渡辺勝道(法政大学非常勤講師)
東日本における防潮堤は復興と持続可能な発展の最大の脅威要素である/崔賢(済州大学教授・同大共同資源と持続可能な社会研究センター長)・金慈璟(同大共同資源と持続可能な社会研究センター学術研究教授)
思想課題としての宮城 東日本大震災以降の復興に韓国社会はいかに向き合うか/尹汝一(済州大学共同資源と持続可能な社会研究センター学術研究教授)
危機的な自然現象の災害リスク低減に向けて 自然のプロセスを生かし、持続可能な対策を/カレン・コリガン=テイラー(アラスカ大学フェアバンクス校名誉教授)【第2章】伝承から防災・教育へ
震災の記憶・伝承の理念の具現化に向けて 東日本大震災の記憶・教訓伝承のあり方検討有識者会議意見取りまとめ/山崎賢治(宮城県震災復興・企画部震災復興推進課部副参事兼課長補佐)
3・11震災伝承と防災教育 いのちを守るリテラシー向上のために/小田隆史(宮城教育大学大学院准教授)
総合力で臨む〈震災伝承〉と〈防災啓発〉 「みやぎ防災・減災円卓会議」の歩みを通して/武田真一(河北新報社防災・教育室長)【第3章】被災地からの提言 東北復興研究学会中間報告
「人間復興」への道筋をさぐる/山中茂樹(日本災害復興学会特別顧問)
被災地石巻への移住者たち 復興に取り組むかたち/古関良行(河北新報社論説委員会委員)
河北新報にみる北海道南西沖地震に関する記事の変遷/定池祐季(東北大学災害科学国際研究所助教)
ずれてしまった災害復興の価値観を修正するために/山内宏泰(リアス・アーク美術館副館長兼学芸係長)
「防潮堤を勉強する会」と「復興」 制度と住民の距離/塚本卓(一般社団法人気仙沼まちづくり支援センター代表理事)
災害復興の学術的ものさしからみる東北の復興過程/佐藤翔輔(東北大学災害科学国際研究所准教授)
震災遺構に対する地域住民の葛藤 岩手県大槌町での調査から/坂口奈央(東北大学大学院文学研究科博士課程)
〈政治的なるもの〉と「復興」/郭基煥(東北学院大学経済学部教授)
無形文化財の/による「復興」を考える/福田雄(東北大学東北アジア研究センター助教)
何を、どのように伝えるべきか、伝えられるか 災間にFM局ができること/石垣のりこ(エフエム仙台編成部)【第4章】震災と文学
和合亮一さんとの出会い 講座〈震災と文学〉聴講者として/松本宣郎(東北学院理事長・大学学長)
東北から明治維新を考える 吉野作造を手がかりに/苅部直(東京大学教授)
仙台短編文学賞をめぐって/熊谷達也(作家)
「詩の礫」から「QQQ」へ 詩人の8年 /和合亮一(詩人)【第5章】仙台短編文学賞
第2回仙台短編文学賞受賞作発表/川元茂(仙台短編文学賞実行委員会事務局長・プレスアート取締役編集部部長)
[選評]東北学院大学賞・東北学院大学賞奨励賞/松本宣郎(東北学院理事長・大学学長)仙台市長賞/郡和子(仙台市長)
東北学院大学賞「長次郎の夢」/田中エリザバス
東北学院大学賞奨励賞「落日と鬼灯」/水無月恒
仙台市長賞「西日の里」/高橋叶
第1回仙台短編文学賞大賞受賞第1作「七年」/岸ノ里玉夫

【第6章】災害レポート
被災地を伝える――地元局として、故郷として 2018年西日本豪雨の現場から/中桐康介(西日本放送アナウンサー・記者)
「ブラックアウト」が問うもの 北海道「電源集中」のひずみ/石井努(北海道新聞経済部記者)
厚真町に通い続けて 北海道胆振東部地震・支援現場から思うこと/定池祐季(東北大学災害科学国際研究所助教)

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