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2019/7/6「みやぎボイス2019-復興の終わりの始め方-」開催のご案内(東北学院大学災害ボランティアステーション後援)

みやぎボイス連絡協議会からご案内をいただきましたのでお知らせいたします。
なお、「みやぎボイス2019-復興の終わりの始め方-」開催につきまして、東北学院大学災害ボランティアステーションも後援させていただいております。
事前申込不要、入場無料となっておりますので、是非ご参加ください。


今年で7回目となる、東日本大震災からの復興シンポジウム「みやぎボイス2019」を開催致します。今回は、国や宮城県などが示している復興期間終了まで2年を切った今、私たちは復興から次のステージへ如何に移行するのか、移行できるのかということを考えねばならない時期に差し掛かっていると言えます。皆さんと共に「復興の終わりの始め方」を考えたいと思います。

■開催日時
2019年7月6日(土) 10:00~13:00

■開催場所
せんだいメディアテーク 1F オープンスクエア

■主催 みやぎボイス連絡協議会・一般社団法人日本建築学会

みやぎボイス連絡協議会構成団体
公益社団法人日本建築家協会東北支部宮城地域会
一般社団法人みやぎ連携復興センター
宮城県サポートセンター支援事務所
宮城県災害復興支援士業連絡会
一般社団法人東北圏地域づくりコンソーシアム

当日の登壇予定者につきまして、6/7日現在以下の通りですのでご報告致します(敬称略)。

ラウンドテーブル前半
■テーブルA1:復興の終わりの始め方~ハード面からの復興検証~
菊池 雅彦(復興庁)
塩崎 賢明(立命館大学 特別招聘教授)
米野 史健(国立研究開発法人建築研究所)
渡辺 斉(元長岡市復興管理監)
鈴木 浩(福島大学 名誉教授)
井上 博夫(岩手大学 名誉教授)
野崎 隆一(神戸まちづくり研究所)

■テーブルB:災害公営住宅支援の立場から考える、支援の終わりの始め方
金野 万里(もりおか復興支援センター センター長)
鈴木 守幸(宮城県サポートセンター支援事務所 所長)
ダクルス 久美(NPO法人みんぷく SV補佐 管理部リーダー交流員)
池尻 憲二(熊本県地域支え合いセンター支援事務所(熊本県社会福祉協議会))

■テーブルC:復興・防災人材の育成~ソフト面に着目して
佐藤 健(東北大学災害科学国際研究所教授)
村山 良之(山形大学教職大学院教授)
佐々木 克敬(宮城県仙台第三高等学校校長)
布田 剛(地星社)
大内 幸子(仙台市宮城野区福住町町内会防災部長)
中辻 正樹(仙台市立高砂小学校校長)
稲葉 雅子(東北大学経済学研究科博士研究員)

ラウンドテーブル後半
■テーブルA2:復興の終わりの始め方~ソフト面からの復興検証~
川島 秀一(東北大学災害科学国際研究所 人間・社会対応研究部門 災害文化研究分野 シニア研究員)
澤田 雅浩(兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 准教授)
鈴木 祐司(公益財団法人地域創造基金さなぶり 専務理事・事務局長)
菅野 拓(大阪市立大学都市研究プラザ 特別研究員/人と防災未来センター リサーチフェロー)
田村 太郎(一般財団法人ダイバーシティ研究所 代表理事/復興庁 復興推進参与)

■テーブルD:海外事例から生活再建を考える
塩崎 賢明(立命館大学 特別招聘教授)
マリ・リズ(東北大学災害科学研究所 准教授)
水谷 嘉浩(Jパックス株式会社 代表取締役)
中関 武志(NHK仙台放送局 チーフディレクター)
宇都 彰浩(弁護士)
佐々木 好志(弁護士)

■テーブルE:被災沿岸地域のこれから~みんなの地元愛~
木村 真介(有限会社 東北工芸製作所)
勝美 直光(国土交通省 都市局 公園緑地・景観課)
藤本 和(公益社団法人MORIUMIUS)
徳水 瑠都(花と緑の力で3.11プロジェクトみやぎ委員会)
渡部 更夢(フィッシャーマン・ジャパンマーケティング(学生インターン))
高橋 真由美(南三陸観光バス株式会社)

※6/7現在の予定ですので、今後変更になる場合があります。

地域課題、社会課題を捉えた「みんなの声」となるシンポジウム

 復興と建築まちづくりは地域ごとに違います。普段から継続的な「地域それぞれの地域経営の視点と活動」が大切です。そこでは、制度や前例では応えきれない「隙間を埋め」「一人ひとりの特徴を知りそれに応える」ために、互いの「顔」を知り、地域社会の「全体像」を知る、その”場”としてプラットフォームが有用です。
戦後70年の成功体験に固執しない、少子高齢化・人口減少社会での復興・建築まちづくりの進め方を見つけるために、震災後多くの復興計画でうたわれた「創造的復興」実現のために、関係する人と組織の「読解力」を高めることが大切であり、プラットフォームはその役割を担います。
こんなエピソードがあります。
被災地には復興商店街などの仮設店舗があります。震災後に復興に尽力する人々のためにさまざまなお店がオープンしました。仮設ですので、これから本設に切り替わっていくことになるのですが、震災前にお店が存在していたかどうかで、支援制度の対象かどうかが一律に決まってしまいます。
高い志を持っていても、震災後にオープンしたお店には、本設時の補助金が支給されないのです。
諦めかけていた方々のために、みやぎボイスのプラットフォームは、人と人のつながりを用意しました。店主に最適な支援制度を見つけることができる専門家を探し出したのです。今、店主は本設のオープンに向けて準備しています。
震災時には、いたるところで想定外のケースが発生します。答えが見つからないように思われる状況でも、協働・共創のプラットフォームは、きっと何か前に進めるヒントを見つけてくれます。
私たちは、少なくともあと2年、発災後10年まではこのみやぎボイスを継続し、地域と共に課題を見つけ、その声を社会に発信していく予定です。
神戸、中越の知見は、東北を経て、熊本、北海道・・・次なる被災地へつながります

 

あれから8年、私たちが考える「復興の終わりの始め方」

東日本大震災から8年が経過しました。今年は7月6日に第7回目となる、みやぎボイス2019「復興の終わりの始め方」を開催します。私たちは今「復興の終わりの始め方」を議論する必要があります。私たちの社会はこれまでの経験と知見の上に築かれているからです。大震災から8年で、各分野の参加者が、失ったこと、得たこと、考えたこと、行動したこと、変わったこと、変えたいこと、次に伝えたいこと、心に刻んだこと、を共有し「復興の終わり」に向けて求められることを話し合います。それにより「まちづくりとは?」「復興とは?」「それぞれの主体の役割とは?」「プラットフォームのあり方とは?」など地域と社会のあり方を探っていきます。国や宮城県などが描いた復興期間まで、残り2年を切りました。津波の被害を受けた沿岸部では、目新しい堤防・港・道路・造成地と、住宅・生産施設が姿を現す中、まだ復旧復興工事が続いています。一方、内陸部では大震災があったと気づくことが難しいほどに復旧復興が進みました。2011年以降、熊本、北海道での地震、西日本での度重なる豪雨など災害は後を絶ちません。さらに阪神淡路大震災など過去の災害からの課題は今も続き、東海・東南海・南海地震が現実味を帯びて議論されています。

 

みやぎボイス型プラットフォームを全国各地に

毎年会場とさせていただいているのは、世界的な建築家・伊東豊雄氏設計のせんだいメディアテークの1階オープンスクエアですが、まちに拓かれた空間で、拓かれた議論を、拓かれたメンバーで行うこと自体が、創設時からの理念に適っていると関係者の方からの評価もいただいております。また、館長には哲学者の鷲田清一氏が就任しており、震災後『対話の可能性』という作品が正面玄関に掲示されております。
「人と人のあいだには、性と性のあいだには、人と人以外の生きもののあいだには、どれほど声を、身ぶりを尽くしても、伝わらないことがある。思いとは違うことが伝わってしまうこともある。<対話>は、そのように共通の足場を持たない者のあいだで、たがいに分かりあおうとして試みられる。そのとき、理解しあえるはずだという前提に立てば、理解しえずに終わったとき、「ともにいられる」場所は閉じられる。けれども、理解しえなくてあたりまえだという前提に立てば、「ともにいられる」場所はもうすこし開かれる。対話は、他人と同じ考え、同じ気持ちになるために試みられるのではない。語りあえば語りあうほど他人と自分との違いがより繊細に分かるようになること、それが対話だ。「分かりあえない」「伝わらない」という戸惑いや痛みから出発すること、それは、不可解なものに身を開くことなのだ。・・・」(鷲田清一『対話の可能性』より引用)
みやぎボイスはまさに『対話』を軸に据えたプラットフォームを目指しています。ジャンルも立場も性別もこえた対話の場は、あらゆる課題解決に向けた一助となるはずです。昨年度のみやぎボイスでは、南海トラフ地震の甚大な被害が想定される徳島県からお二人にご登壇いただきました。共に事前復興を進める一旦として『みやぎボイス型プラットフォーム』を構築したいと仰っていただきました。地域とジャンルをこえた専門家のネットワークが事前復興にも不可欠だということが確認されました。このようなプラットフォームが各地に展開され、それらがつながり連携することができれば、災害にかかる同じ過ちを繰り返さず、さらなる苦しみを生じさせないことができると信じております。

 

「復興の終わり」を考えることは、被災者と被災地にとっては「大震災からの再生」に、災害から復興に立ち向かっている地域にとっては「課題解決」に、将来に対しては「日々の備え・まちづくりに対する知見と示唆」が期待できます。

 

今回の開催でも、引き続き集められた「声」を報告書として書籍化し、広く社会に発信していく予定です。

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