地域との触れ合いが
成長の糧に。
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地域構想学科3年
一本松 美咲さん宮城県
仙台二華高等学校出身 -
損害保険ジャパン株式会社
高橋 愛実さん2018年
地域構想学科卒業 -
地域構想学科2年
遠藤 涼也さん宮城県
白石高等学校出身
「地域」のために何かをしたいと考える学生が多く集まる地域構想学科。
2020年は新型コロナウイルスの影響で地域での活動がしにくい状況が続きましたが、
本学科OGの高橋さんの言葉から、本来の学科の姿を浮き彫りにします。
フィールドワークの楽しさに惹かれて

フィールドワークの機会が豊富。(高橋)
- 高橋
- 幅広い分野を学べるだけでなく、フィールドワークの機会も豊富で楽しそうだと思ったのが進学の決め手。「地域構想」という名前にも惹かれるものがありました。
- 一本松
- 名前が珍しいですよね。私は高校の修学旅行で出会ったガイドに憧れ、地域を盛り上げられる観光系の仕事をしたいと思ったのがきっかけです。遠藤さんも地方創生に関心があるんですよね?
- 遠藤
- はい。地元の白石市はたくさんの魅力があるのに取り上げられる機会が少ないように思うので、地域の発展に貢献できるようになりたいな、と。
- 一本松
- 幅広い領域をカバーしている学科なので、やりたいことが決まってる人もまだ決めきれない人も、興味の幅が広がる学科だなと感じます。
- 高橋
- ところで、2人は柳井雅也先生のゼミに所属しているんですよね?
- 一本松
- 友人に連れられ、たまたまゼミの説明会に参加したら、自分がやりたいと思っていたことに一番近いと感じたので。
- 遠藤
- 2年次に受講した「社会と産業発展実習」の授業の担当が柳井先生で、それがとてもおもしろく、興味を持ちましたね。
- 高橋
- 「発展実習」で柳井ゼミに興味を持つ学生って多いですよね。地域に出て何かをすることにおもしろさを見いだす人が集まるのかも
チャレンジできる機会がたくさん

チャレンジできる機会とそのためのサポート体制がある。(一本松)
- 高橋
- 今年はコロナ禍で大変でしたよね。
- 遠藤
- ほとんどリモートでの授業で、「発展実習」でも先輩たちのようなフィールドワークができなかったので、行ってみたいんですよ。
- 高橋
- よく先生が、「本を読んで理論を学ぶことと現場で実践することを交互に繰り返すことで考える力が身に付く」と言っていたので、早くフィールドワークに出掛けられるようになるといいですよね。
- 遠藤
- ちなみに「発展実習」ではどんなことをしたんですか?
- 高橋
- 仙台朝市でアンケート調査を行いました。簡単な質問ばかりですが、お答えいただけない方もいらっしゃったのでメンタル面は相当鍛えられましたよ(笑)
- 一本松
- 調査実習では、電話と対面で印象がまったく違ったりもするので、直接のやりとりを通して相手を知ることも大切なんだと実感できました。今年はコロナ禍で行けなかったのですが、海外実習もあったんですよね?
- 高橋
- ドイツのハイデルベルクでアンケート調査を行ったり、現地の大学で授業を受けたりしましたね。日本ではすぐ誰かを頼ることができますが、海外では言葉の壁もあってそれが難しいので、自分で考えて行動する力が身に付きました。
- 一本松
- 大学全体の特長かもしれませんが、さまざまなことにチャレンジできる機会と、そのためのサポート体制がありますね。1年次から専門性の高い授業を受けられたり、とても恵まれた環境だなと思います。
将来は地域のために

地元の発展に貢献したい。(遠藤)
- 遠藤
- 2年次はコロナ禍の影響で外に出て何かをする機会はほぼなかったので、本格的にゼミに所属してからは新しいことにチャレンジしていきたいですね。もちろん、先輩たちのように実習に参加できるのが一番ですが。
- 高橋
- 将来は地元のために?
- 遠藤
- そのつもりです。事業を起こしてみたいという気持ちもあるので、残りの大学生活の中で何ができるか見つけていけたらと考えています。

相手のことをもっとよく知ろうという姿勢が身に付いた。(高橋)
- 一本松
- 地元の魅力を発信していく仕事って素敵ですよね。私も、地域のことをもっと深く学び、特性を知り、観光業の面から地方創生に携わっていきたいです。
- 高橋
- 考える力や行動力、何より相手のことをもっとよく知ろうという姿勢が身に付いたのは大学での経験のおかげ。コロナ禍で大変かもしれないけど、2人も学科での学びを深めていってくださいね。
※2020年当時の内容です