東北学院大学

法学部

在独便り ーその3ー トリアで見たドイツの文化

2018年06月25日

 こんにちは。ドイツに留学中のR.Aです。今回はドイツの興味深い文化の一面についてお話ししたいと思います。

 夢にまで見たトリアでの生活が始まると、毎日が新鮮に感じられました。それについて今回は3つ取り上げます。
 まず、私が最も楽しみにしていたと言っても過言ではない、可愛らしい建物の数々。それまでは物語の中でしか見たことのなかったような美しい街並みには、何度訪れても心奪われます。

180625-2_1.jpgトリアの可愛らしい商店街

 次に、街が同時に自由で開放的なことも私を魅了します。賑わう青空市場には名物のホワイトアスパラをはじめとした野菜が並びます。人々が行き交う商店街では、ストリートパフォーマーがのびのびと楽器を演奏し、その反対側ではアーティストが沢山の作品を並べています。週末に訪れるたび、いつも心が浮き浮きとするのです。

 最後にスーパー。日用品を買うとき私はよくスーパーを利用します。ドイツの商品は「えっ」とびっくりするほど、内容量が多く値段が安いのが印象的です。日本で見かけるものの2倍以上のビッグサイズのキュウリが0.6€(約80円)と知ったときは、かなり驚きました。野菜は特にお買い得です(味も結構いけます)。
 一方、レジの勝手に慣れるのには時間がかかりました。商品をベルトコンベアに乗せると、店員さんがそれらをレジに通してポイポーイと投げます。それを素早く持参した袋に詰めなくてはなりません。
 でも、そんな店員さんも「Hallo!」と必ず笑顔で言って会計してくれるので、今では買い物も楽しみの1つです。

 街へ出ると、そんな面白い世界の他にもトリアの歴史を感じる建物に出会うことができます。次回はそのことについてお話しします。

180625-2_2.jpgスーパーのキュウリ。横に日本サイズのものが「ミニ」として並んでいます。