在独便り ーその5ー トリア大学 その1
2018年07月27日
こんにちは。ドイツに留学中のR.Aです。今回は私の通うトリア大学について紹介したいと思います。
トリア大学にはキャンパスⅠとⅡがあり、理系学生以外のほとんどの学生はⅠに通っています。私もそちらで、ドイツ語の授業を中心に受けています。
キャンパスⅠは図書館や食堂を含め10以上の建物によって構成されています。トリアにやって来たばかりの頃は、目的の建物にたどり着けずよく迷子になっていました。
トリア大学は500年以上の歴史を持つ大学(1473年に設立、その後一度廃止になり1970年に新設)ですが、現在の建物は所々がカラフルになっていて可愛らしく、モダンな印象を受けます。またキャンパスの至る所に自然があり、池のそばの芝生に寝転がって本を読んだり、談笑しながら昼食をとる学生が沢山います。
日本と違ってドイツでは、大学のいくつもの学科が一つのキャンパスにまとまっていることは珍しいようですが、トリア大学は例外です。人口約10万人の小さな町の大学だからこそ可能なのでしょう。ちょっと郊外にある広大な新キャンパスに、実にさまざまな専攻の学生約1万5千人が集います。
次回からは、そんなトリア大生の大学生活を支えるさまざまな施設についてお話ししていきたいと思います。
A/B棟の外観 | 敷地内の池と芝生。 左手にも緑がずっと広がっています。 |